不思議の国4発目!にゃお先輩ことチェシャまいりまーす!
隙あらば全裸
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
ここまでのルートでも世界の中心に近そうな気配があったチェシャだけど、大体のところは判明したかなーと思います。
軽薄だし艶めかしいし、からかうチェシャとからかわれてるアリスが可愛いんだけど、たまにすごく真っ当で頼もしい一面が見えて、チェシャと一緒にいればそう危ない目には合わんのではないかって思わせてくれる何かがあるんですよ。
自分を失いそうで取り乱すアリスを優しく抱擁するシーン、背中に腕を回して服を掴んだ途端
(それが合図になったかのように、さっきまでとは違い、息が止まるほど強く抱きしめられた。)
「……ごめんね。こんな風に抱きしめるのは、今日で最後にするから」
おっとこれは、チェシャをチェシャとたらしめている首輪があるのは間違いなさそうですね!?
こういう呪われてるチャラ男だ~~~いすき!!!
スキンシップ自体は厭わないくせして、
「君がアリスであることを楽しいと思えるおまじないをかけてもいいかい?」
で、白バラの花弁越しにキスです。
ひよゲーーーーーー!!!
付かず離れず、だけど絶対に踏み込ませてはもらえない。
こんなん気が狂うわ。チェシャが先回りしてアリスを立ててくれる一枚上手な心底良い男だから尚更。
でも決め手に欠ける間柄でじゃれ合う二人はとても美味でした。もちろん「なーんてね!」もあります。見ててニヤニヤが止まらなかった。
ただアリスはどちらかというとこっち寄りだからさあ。
公爵夫人への嫉妬に煽られて結局自らキスしちゃうんだけど、
「僕みたいな男を好きになったら、君が後悔するよ」
「僕は脇役なんだよ、アリス。僕の本来の役目は、君をからかって惑わせることだ。君と恋に落ちていい立場じゃない」
「君はこの世界に住まう全ての者たちの恋人だ。僕なんかが独占していい存在じゃない」
うるせえ抱かせろ
本日も男の葛藤を気持ちよく一蹴したところで、チェシャのEDは5つ。
「からっぽ」
チェリーの香りEND
「絶望の国のアリス」
虐殺END
「いつか来る未来」
コロコロコロコロEND
「おしまい」
焼失END
「幸せを重ねて」
南緒END
さて、脇役の座からのし上がって頂いた結果やってくる濡れ場1発目ですが、
リップ音がクソエロい
お手本のような焦らし&羞恥プレイです。まあ~~~甘いこと。
脱がせる時に丸めた下着の匂いを嗅いで
「いやらしい匂いがする」
っていうのもストレートにエロいし
(まだ入れられたわけじゃないのに、奥が痛んだような気がして、思わず体を強張らせる。)
この収縮した痛みを拾うの結構すごいなって感心しちゃった。
アリスも段々楽しくなってきて
「こんなに……余裕のないチェシャを見たの……初めてだったから……」
わかる~~~~~
軽薄男の昼夜ギャップだよね、彼女はほんと素質ある。
その通りに全然余裕なくて
「つ……ぎ……頑張るから……今日は……ごめん……」
で射精ってのも、ここまではぐらかした分チェシャにはしっかり汗かいてほしいと思っていた私も満面笑顔な正常位です。
2発目は風呂姦、とは言っても色々と経緯あって着衣なんですけど、風呂で着衣って不思議の国ならではなシチュエーションですねえ。
立ちバックなんだけど最終的にチェシャだけ全裸です。18禁乙女の絡みスチルって男性側は脱いでないことも多いんで有り難いよ。
(強い刺激は体の奥を締め付けて、甘い棘をもった弦となって全身に絡みつく。)
ってこれまた手マン中とは思えない素敵な表現を噛み締めつつ、
「……ごめん、ちょっと、休憩。今のでいきそうになっていた」
「笑ったらダメ。自尊心が傷つくだろう?」
で一旦停止するのがドチャクソに可愛い。指フェラさせんのも趣深い。
やっぱり女の子が積極的な濡れ場は読んでて楽しいね。広がるもんな。
続いて、プレゼントした下着に着替えてもらって3発目。
これアリスがクローゼットに用意してあった下着を着用しているのを知ってチェシャが毒づいた
「なるほどね。デザインも可愛いけど、サイズもぴったりだね。……あの野郎」
って台詞ありきの展開なんだけど、こんなことされちゃいよいよ黒うさぎとのVSに胸高鳴るわけですよ。
今回も焦らしは健在でして、
「ふーん、ここをどうやって欲しいんだい?お手本を見せてみてよ」
って自慰させるんだけど、アリスがノリノリだから単なる煽りで終わらないんですよね。
普段こういうのあんまり響かないんだけど、2人揃って同じ位置で楽しんでるのが伝わってきてすごい良かった。
つばめ返しで挿入して、
「ちょっと待ってね……今、奥まで入れるから……」「届いてる?」
って確認するのもエロ微笑ましいし、
(指先からリボンのようにくるくるほどけて、全てがチェシャのものに巻きついていくような錯覚に陥る。)
このへんの描写もお見事。絡みつくのがリボンとは。ひよさんの官能描写は毎度素晴らしいです。
4発目は69を経て
「この制服……可愛いよね。脱がずにこのまましようか?」
からの半着衣騎乗位。
にゃお先輩可愛いんだよなーーー。
意地悪に対抗して声を我慢するアリスに、
「そっか、声は出させるものだったよね」
でガッツリ組み伏せるあたり、先輩の幅広くカバーできるテクが窺える。
すごい床上手みたいな風には描かれてないんだけど、才能ってより経験で培った技術って感じがします。実際あの世界の童貞非童貞事情は謎なんですけど。
潮吹いた時の「あとで教えてあげるよ。いやらしいアリスちゃん」や、フェラでむせた時の「最初から頑張って咥え込みすぎだよ。これからゆっくり教えてあげるからね」に、セックス中のアクシデントに対して過剰に喜んだり謝ったりせずすごく自然体なのが特に経験値高い。
「チェシャは非童貞」って物語書いた人、天才。
またしてもエロい話しかしてないけど、役から脱しようとしてくれている彼を心から信じることが出来るかどうかでハピエンバドエンに分かれていくのも、愛の強さが計られているようなシンプルな醍醐味が感じられて、とても良いストーリーでした。
非童貞猫ちゃんチェシャの台詞はこのへん脇役スポットライト。
「アリスはみんなの共有財産だ。独り占めしようなんて許せないね」
「ここは大きなお兄さんたちに任せて、君たちは大人しく待ってるようにね」
「僕が一番最初に誘ったからってだけの話さ。ねえ?義理堅いアリス」
「やめてくれアリス。君のそんな顔を見たら、不可能を可能にする方法を探しちゃうじゃないか。君を……愛しく思っちゃうじゃないか」
「……ちゃんと、愛しいって思ってるよ」
「ああ。まず君は……そうだね、今朝、僕が会いに来なかったことを少し拗ねてるだろう?」
「……好きって言っちゃえば……楽なんだけどね」
「君が不幸になる世界になってからじゃ遅いんだ。君を幸せにする役目は僕じゃない。僕じゃ、君を幸せには出来ない」
「おやおや、これは自惚れ発言失礼しました。君が僕のために泣いてくれるなんて、僕の妄想も甚だしかったね」
「情けない男の負け惜しみだよ。君には惚れたらダメだって思って、距離を取ってたのにこの様だからね」
「僕が君にこんなことをしてるなんてね。まったく、どこで物語が狂っちゃったんだろう」
「そんな目で見なくても、すぐに入れてあげるよ」
「……そうだね、そこが好きだ。……君が、好きだ」
「いいの……?いっぱい……出していいの……?」
「ありがとう。……幸せになろう、アリス。この世界で、絶対に」
「おかえり、僕らの……僕の、アリス」
「いいから、手を繋いでよ」
「君と結ばれることがわかってたら、もうちょっと綺麗な身でいたんだけど……。……なんて、今さらだよね……」
で!黒うさぎとのVSですが!!!
チェシャにはやたら当たりが強い!!!
今までの3人とくっついたときもしょんぼりしてたけど、そこまで強引に止められなかった気がするんだよ。
相手がチェシャとなると本気で引き裂こうとしてくるし、傷口ピンポイントって暴力も容赦ないです。
チェシャに取られるのだけは許せないんだろうなあという強烈な嫉妬と憎悪がビンビン来る。いや、分かるけどね、ある意味黒うさぎとは正反対なタイプで1番悔しいのは。
特に元の世界へ帰る方のルートは色々と予想外で壮絶でしたわ。
ともかく
本気の殴り合いあざす
「君さえいなければ……!君さえいなければ!!」
って感情をぶつけながらチェシャを馬乗りで殴る黒うさぎと、
「どうして君は幸せになってくれないんだ!どうして僕は君を幸せに出来ないんだ!!」
と激昂する黒うさぎが大変に闇深案件です。
「君が幸せになれない世界なんて、もう必要ない」
なんてあっさり手放すんだけど、その『世界』には自分も含まれてるんですよ。凄い。
チェシャの前で強引にキスしたりするものの
3Pがないところも本気度高くてヤバい
普段だったらVSしといて3Pないんか~~~い!って荒ぶる私だけど、3Pなんてそんなぬるい共有は選ばれず、0か100かでしかないのが……ってこれチェシャの感想だった!ごめん!!!
終盤まで間違いなくチェシャが最推しだと思ってたのに、この闇チラで分かんなくなってきちゃったな。こんなの次が楽しみすぎちゃうんですが。