とにかくその後が気になっておりました、蝶毒FD3発目、家令・藤田均まいります。
覚悟は出来てます(((;゚Д゚)))ガクブル
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
「うわさ」:本編「永遠の下僕」後日談。
ぶっちぎりで印象深かった(※何度も言いますが悪夢的な意味で)こちらのルート。
そのレア度の高さゆえ、見たかった後日談をどれか一つ選べと言われればこれかもしれない。
本編でも相当に女々しかったんですが、FDではその更に上をいってます。
いっそ清々しい程の女々しさw
姫様と離れることを想像するたび泣くっていうwww
藤田の男らしさが下がる一方、姫様の男らしさはグングン上がってまして、下半身丸出しの藤田に馬乗りの上、
「久しぶりの女体なのなら、浅ましいお前のことだもの、すぐに反応してしまうでしょ?そしてそのまま達して見せて」
というやんちゃっぷり。
いや、無理でしょwwwwwどんなに溜め込んでたとしても、さすがにもういい大人がこれでイクわk
イッたああああああああ━(゜∀゜)━!
犬から馬への昇格おめでとうございます
装備のサイズ的には馬で大正解でございます。
(やはり、姫様は私にとって「神」なのだ。姫様が私を創られた。)
と断言するその下僕根性には心から拍手したんですが、最終的に
姫様の子供になりたい
という結論に行き着いてました。
藤田、お前にはもう何も言うまい。
「執事の一生」:本編「姫様と執事」後日談。
先ほどの馬から一転、こちらの藤田は非常に男らしいです。
彼の場合、女々しいほうがリアルだとは思うんですけど、せっかくのイケメンなんで男藤田も堪能したいわけでして。
姫様を正当な手段で手に入れたという自信が今後彼を変えてくれるんだろうなあ、という仄かな期待感もあって結構好きなEDでした。
まあ、土下座はしちゃうんだけどね☆
もし斯波さんが土下座なんかした日にゃあ私のMOE機関は暴走の上故障すると思うんですが、に対して「藤田の土下座」は私的に「藤田のお手」とそんな大差ないくらいの普通さ。全然違和感なかったわ、なさ過ぎてスルーするとこだったわ。
これこっから大変だろーな…という気持ちも期待感と同じくらい抱いた結末だったんで、意外とすんなり祖母に認めてもらえててアレ?と思ったんですが、そりゃラスボスはこの人だよね。
お兄様悔しいだろうなあ、正直すごく気持ちが分かるんで、VSに胸が高鳴るとともに稚拙な嫌がらせを繰り返す瑞人にめちゃめちゃ萌えました。
「妹のたった一言で救われるなんて、僕も安い男だな……」
なんて諦めるあたりで萌えもMAXです、あのお兄様が藤田に妹を譲るとは………。
藤田萌えとしましては、まず挙げたいのがタバコを吸う姿。
恋人になったとしても藤田はあんまりギャップがなかったので(あっちのギャップは確実に想定内)こういう仕事してない時の顔にグッと来ました。
それと、ちょっと意外萌えだったんですけども
「そうですね。少し怒ってるかもしれません」
藤田の静かな嫉妬がすごくいい。
激情されるとオギャーという泣き声まで受信してしまうんで、これくらい穏やかに沸々と怒ってくれるとたまりません。
うっかり忘れてたけど結構な年上だしなあ。
喫煙&秘めた嫉妬という「大人の色気」っていう王道萌えがここでやってきてくれて大満足。
と、思っていたけど、これ藤田だった、藤田がこれで終わってくれるわけなかった。
「……姫様がどう思おうと……あなたの行為は、私にとって不貞です……」
結局どこまでも女々しいっていう\(^o^)/
女々しいというか、この人我慢しきれないタチなんですね。自分で決めたことで自分の首絞めまくっちゃうタイプ。
「本当に……ひどい人たちです。何もわかっていない姫様も……残酷な殿様も……っ」
姫のことを思って隠してるのに、気づいてくれない姫を詰るってどーゆーことやねん。責めるべきは殿様でしょう、なんでここで姫様が怒られなきゃいけないの……。
と、ドMな私はケツを叩かれて喜ぶべきであるところ、あまりの理不尽さに萌えるどころか
藤田、無理してないでBADへ帰れ
と真剣に願いそうになりました。
ですが、
「私は本当に……姫様に恋をしてからというものの、情けないことばかりで……自分が悲しくなってしまいます」
という台詞からも分かるように、藤田はさすがにいい年なだけあって、自分が女々しいことは承知してるんで、今後ちゃんと成長してくれると思います。姫様と瑞人のためにもそう願いたい。
ただ、自分ってば情けない→鬱憤と精子を溜め込む→理不尽に爆発→自分ってば…、のスーパーダメ男スパイラルにはまってるんで、それだけが超心配。
「藤田の苦悩」:「執事の一生」藤田視点。
瑞人の非難はごもっともというか…
藤田の苦悩というより、どちらかといえばやっぱり瑞人の苦悩に萌えました……。
そもそも、もうこの藤田視点で完全に彼のダメな方の本音が露わになっちゃうんで、ちょっと萌えどころが分かんなかったなーーー。
私は腹黒大好きなんですけど、藤田の「卑屈・服従」の根拠には「自信のなさ」ってのしか来ちゃダメだと思うんですよ。
殿様に女取られたとか、混血なせいで虐められたとかの過去のトラウマは「自信のなさ」へ綺麗に繋がってたんですごく説得力あったんですが、ここに「腹黒」来ちゃうと、なんだよお前性格悪いだけじゃねえかwwwっていう、本編もう一回読み直したくなるくらいのキャラ崩壊。
ただですね、確かにプレイ中は萌えどころが分からなかったんですが、今ここにきてすんごいジワジワ来ております。
(殿様。恋の敗北者になったお気持ちはいかがですか。それを想像しただけで、私はとても気分がいい。)
この一文がリフレイン。
ドMで、女々しくて、卑屈で、マザコンで、理不尽で、ものすごく性格が悪い、巨根執事。
やばくないですか、こいつの背負ってるもの超やばくないですか(ジワジワ