「BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)」の感想

やっぱり面白かったです!続編も楽しみ!!!
Twitterでやってた実況 #弟フェロウズ のまとめなので、良かったらそちらもぜひ~~~。

文化放送エクステンド (2019/12/19)
おすすめ度の平均: 4.5
5 乙女ゲーと映画を足したような作品
4 確かに好みが分かれる作品
4 おもろい
1 これは乙女ゲームなのか????
4 真相ルートの1つがダメ

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)

「BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)」(Switch / CERO-C)
ブランド:文化放送エクステンド
発売日:2019年12月19日
定価:6,930円(税込)
CV:近藤唯(テウタ), KENN(リンボ), 細谷佳正(シュウ), 吉野裕行(ヘルベチカ), 福山潤(モズ), 白井悠介(スケアクロウ), 石川界人(アダム)

以下ネタバレ含みます、ご注意下さい。

良かったところ

・個の強さ、集の強さ

テンポが良くてシャレてるケイパームービー的な展開に、内包してるのが移民や格差なんかの社会問題であるのがとてもそれっぽい重めなストーリー。
演出自体は割とベタベタなスタイルなんですけど、世界観にすごく合ってました。
自立した大人同士の程よい距離感が心地良いチーム同居物で、うらやま度はトップレベル。
CVもメインサブ全員パーフェクトなキャスティングで、今となっては他の声ってちょっともう考えられないですね。
良くも悪くも繋がり繋がれることの強さを目の当たりにしたし、人間はどうしても一人では生きられないんだなあってシビアな余韻も残って、面白かったです。自信を持ってお勧めできます。
パーツとして浮いてるキャラと無駄なアクションが無いので予想が立てやすいのがちょっと残念だったけど、ただこれは完全にシナリオの完成度が高いゆえの弊害。

・テウタの能力

バスタフェで1番凄いなって思ったのは、テウタの能力をああいう形にしたところ。
見ず知らずの人間を一方的に利己的に自分の問題に巻き込んでしまう。
医者と患者のエピソードが刺さって全然抜けないんですよね。使い捨てされた彼らにとっては、あんな理不尽なことってないじゃないですか。
仲間に励まされながらも自身のエゴイズムを看過肯定するには多少なりとも痛みを伴うわけで、一回痛かったからこそあの真相がめちゃめちゃ効くんだよなあ。
ちゃんと見せてもらえて良かった。白黒つけれない物語をより重く複雑にしてくれてたと思います。

・萌えまくった

シナリオ評価の方がよく流れてきてたので、恋愛要素は薄めなのかな?なんて思ってたんですけど、しっかり濃かったです。
それまで家族・仲間として培ってきたものが、一気に凝縮してバラ色に変わるような感じ。ダラダラ甘いだけじゃないのがすごく良かった。
特に告白が全員素晴らしかったなあ。其々の人格や関係性が色濃く出ていて、しみじみとさせてくれるし、スマートになりすぎてないのがまた新鮮。

・台詞の取捨選択が上手い

感情が繊細なシーンで、「うん」とか「なに?」とか「それで?」なんかの一手分を不要だと切らないのってすごく感覚的というか、センスが出るとこですよねえ。
その場の空気感をふわっと作るのが本当に上手で、切らなかったライターさんとそれを汲んだキャストさんの為せる技に感服しました。

良くなかったところ

・前作キャラメインのEXTRA

私は前作もやってたので出てきてくれたのは素直に嬉しかったし心憎いファンサービスに感謝もしたんですけど、エピソードの幾つかを割り当てちゃうのはさすがにやりすぎ。

スケベメーター

・10段階中3スケベ

甘いシーンに心底あてられたので、全然スケベじゃなかったのが今も信じられないくらいなんだけど、軽い下ネタがあるくらいでエロくはないです。
ただし、男の乳首が合計20乳首くらいは出てきます。みんな体つきが超エロい。キスもがっぷりいってるし、さすがすめらぎ先生。深謝。

弟メーター

・10段階中8弟

リンボ一人で10弟あげたいところですが、私なんか到底勝てないお姉様がいらっしゃるので-2。

攻略対象について

※攻略順に並べています

スケアクロウ

【スケアクロウ】そもそもあの豪邸に住んでる時点で十分すぎる男なんだけど、クロちゃんは真っ直ぐで素直で、テウタへの気持ちが憧憬に近いのもそれを隠そうとしないのも可愛くて、これからもずっとテウタからキラキラしたものを与えられ続けてほしいと祈らずにいられない。
ただ個人的にBADがめちゃめちゃキツかったですね……。
バスタフェのBADって、こっち側も『明らかにあそこで間違えた』っていう確かな実感を持った上で迎えなきゃいけなくて、それが余計にしんどいんだけど、クロちゃんのBADは特にその実感が強かった。
結末そのものも最後に皆を連れて立ち会わせちゃってるのが私のせいで申し訳ない度高くて泣いたんだけど、あの水中のシーンがさあ。
生きるのを諦めた瞬間を見てしまうって、死ぬのを見てしまうより傷跡デカイかもしれない。
水責めされた時もあの顔してたんだろうと思うけど、目の前に大好きなテウタがいても変わらず魂抜けちゃうの相当根深いのが伝わってきちゃって……。
ともかく自分の名前がScarecrowでアニマの緊急コードがCorpusなのあくまでガワでしかないのが……クロちゃん…………。

リンボ

【リンボ】当初リンボには落ちない予感がしてたんだけど、私がバカでしたね!本当にバカ!!!彼の「そうだな」に転がりまくってるのに気付いた時には既に遅く、最終的にぬい予約まで行きました。
良いとこの出で、ハイスクール時代はバスケ部キャプテンにプロムキングまで獲って、面倒見が良く頼りがいがあって、文句を言わせない実力が支える哲学を持ってて、ピアノが弾けてチェスもゴルフも嗜む、イケメン高身長カジュアル碧眼な敏腕弁護士、そして弟。結婚して以外の言葉がマジで見つからねえ!!!!!!
最後に見せてくれた育ちと金と性格のコンボ技なスマートさで小切手切ってたのなんかほんと結婚でしかないんだけど、橋の上のバックハグもさああああああああ。
ああいう時にまず抱きしめちゃう男、その回路含めて全てが大好き………。
BADもよく出来てたなあ。鼻歌引き継いで終わるの素晴らしかったです。最小限で最大限語ってくれた感じがする。
こんな男に甘えられたら持ってる全てを差し出すよね、あれは結婚ですよ、どう考えても行き着くのは結婚。その完璧な肩のラインを一生眺めてたい。

モズ

【モズ】モズは特殊な職業とあの冷静さで一見クールそうなのに、実は情に厚い人格者なのがたまんなかったなあ。あと声の力が凄かった。あれは勝てない。
感染の危険を察して即自身を隔離したのにも、責任感が強いプロフェッショナルなモズならではの格好良さで惚れました。
特にモズは恋愛過程が沁みたなあ。「君の言葉が返ってくるのが怖くて、喋り続けてる」って台詞とあの最後のロマンティックなセッティングが、すごくモズらしくなくて、すごくモズらしくて、完璧で胸熱なハッピーエンドだった。
そんな彼が泣いたところで、当然私も一緒に泣いたんだけど、ストーリー的にはどちらかというとアイビーの方が気になってしまい……。
恋心を相談した友達がわざと好きな男に近づいたと思い込んで距離をとったら、その子そいつに監禁されてて、挙句の果てには自分も首絞められるってヘビーすぎないですか?
私ならあんな風には笑えん、若いってやっぱり強いよ。

シュウ

【シュウ】大人で、人生経験積んでて、全然懐に入れてもらえなさそうなオーラがあって、ってハードルめちゃめちゃ高そうな男が、すごく真摯に誠実にテウタとの恋愛に向き合ってくれているのを知った時、その有り難さに拝みつつ死にました。
特に告白ね!!!私このブログで何回も訴えてるけど、「お前俺のこと好きだろ」っていう先回り告白を狂おしい程愛してまして、よりによってシュウにそんなこと言われちゃったら、嘘でしょ……でも言いそう……お前で正解……と地を這いながら呟くことしか出来ず。いや、ほんと良かったあの真面目すぎる過程。
ストーリーも面白かったんだけど、誠に勝手ながらやめろおおおおおと叫んでしまったのが、ヤンの件。クソデカ感情抱えた弟は弟のままにしておいてくれ頼む。

ヘルベチカ

【ヘルベチカ】ストーリーの内容的にもそうなんだけど、図らずともクロちゃんとリンボのことまで揺さぶってるのが垣間見えたところで、ヘルベチカを最後にして良かったなって思いました。バスタフェにおける悲劇構造の集大成みたいな話でもあるし、ラストのカタルシスと実を結んだ感覚が気持ちよくて感動も深かったよ。
いわゆる『モテ男の初恋』みたいな流れではあるけど、彼の場合はそれと同時進行で『自分探し』にも心を割かなきゃいけなくて、その分苦悩が深いよなあ。
ヘルベチカのBADは、元々ああいう生きてるのに今生の別れな結末がド性癖なためすごく刺さったし、あんなに温かくて素敵な場所を捨ててしまえるってその苦悩がどれだけのものだったのかが強く静かに伝わってきて、しばらく余韻が抜けませんでした。でも多分生きていけないと思うなあ彼。

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