満を持してようやく輝夜編1匹目、虚まいりまーす!
Kに怯えながらの攻略なんて初めて
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
まだまだ謎だらけではあるものの、ひとまず皇樹とお城へ帰還、辿り着いた自室。
とりあえず速攻で膣に挿入されます
めのう編ではあれだけ焦らされたのに!?非処女とはいえこの差は非道すぎない!??
初っ端から嘘だろ!?と叫びましたが、血も涙もない(数時間後)に嘘だろ~~~~!!!ともう一回叫びました。
いいんだもん、皇樹は大事にとってあるんだからここで射精してくれなくたって別にいいんだもん。
肝心の虚はというと、門前で少し接触しただけで隠れ家まで付いてきてしまうんですね。
手を踏んづけられるも土下座して泣きじゃくりながら
「死なせてくださいまし~……うう、ずぴっ……」
と吠える虚、うむ可愛い。
さてこれからどうするのかというところで皇樹から「私と、ゲームをしませんか」との提案。
乙女ゲーで、賭けをしようとかゲームをしようとか言い出す男は大抵お察しなんだ、知ってんだよ私は。
女王を目指す道の後ろ盾になる代わりとして、幾つか条件が出されます。
「その際に、私だけを夫としろとは言いません。どうぞあなたの好きなだけ、気に済むまで、他の雄たちと交合なさってください」
にて完全OKを頂きつつも、
「ふふ、ただしですね、あなたが女王となれなかったあかつきには、あなたの子宮は、私がいただきます」
で、これは産む機械BAD的なアレかしら?と薄っぺらいこと考えてたんですけど
「そう簡単に承諾していいのですか?あなたの、子宮がなくなってしまうのですよ?」
えっっ物理!!!?????
やだ……全然お察しきれない男来ちゃった………。
まずは輝夜が個人的に気にかけていた燐を助けに行くんですが、虚が虐待してた主人をさっくり殺しちゃうんですよね。さすがの輝夜も同族殺しにドン引き。
理不尽DV男は当然ながら、輝夜のためには何でもやってしまう虚と、いつまでも奴隷根性が抜けない燐に、輝夜はずーーーーっと苛ついてるんですけど
さすがに人選が悪いとしか言えん
どんな聖女でもこの3人に囲まれてたら舌打ちしたくもなるだろ。私なら早々にはっ倒す。
ともかく見境のない虚をこれからも傍に置くべきかテストをすることになりまして、
「では、腹下しの蟲を出しなさい。虚」
待っていきなりのスカ!???
蟲を口に入れようとするスチルが来たので一瞬身構えたんですが、セーフ!ジャンルとしてはムカデなのでギリセーフ!!!
「これを飲めば、一体どうなるのかしら」
「はっ、激しい腹痛を伴いながらっ、どっ、どろどろの、げ、下痢便が噴き出しますですっ!!」
壮絶~~~~~~!!!
そんな乙女ゲーらしからぬ壮絶な便意を皇樹の部屋で一晩我慢せよとのお達し。
嫌いな男を積極的に巻き込んでいくスタイル、好き。
ついに乙女界初の下痢便噴射スチルを拝むことになるのかと覚悟してたら、皇樹を呼び出して
「今夜は一緒にいてほしいの」
と初めて見る感じの輝夜王女さま。
えっ、その間スーパー便意と格闘してる虚は1人ほったらかし!?あれ?ジャンルとしてはこっちの部屋にカメラあって正解なんだっけ??なんかもう優先順位とかよく分かんなくなってきちゃったな???
ただこの皇樹との濡れ場がさあ、虚ルートの感想に書いちゃって申し訳ないけど、すごく良かったのですよ。
まず背面座位ってとこが2人の関係がよく出てて素晴らしいんですよ。
腰使いの稚拙さを罵倒されながら腰を振られるんですが、それでもあなたは私が好きなんだと言ってやると
「……本当に、小憎たらしい雌ですね……!」
が性癖にスマッシュヒット、たまらんでした。
服を握りしめた手を無慈悲に跳ね除けられ、腿打ちされ髪を引っ張られ首を絞められ
「いっそのこと、死んでしまった方が、死ぬ瞬間が一番、最高の悦楽を感じられるのではないですか!?」
総集編みたいな男だな………
何なのこの人……私の手に余ってしまう予感さえする………。
(これまで私を犯してきた雄たちも、総じてとても乱暴で……。)
(けれどそんななかでも時折、苛立つほどに優しい雄もいて、そんな雄は決まって二度目は訪れなかった。)
って回想がじんわり染みましたねえ。
そのまま朝まで虚が孤独に戦っていることを一切思い出さない2人ですが、皇樹の部屋の前でふと
「おかしな匂いがしませんか」
こっから最高にオモロです
激おこ皇樹と飛び蹴り輝夜によって虚は臣下から椅子に降格。
「ああ……ああ、もう……椅子で構いません……。い、椅子で構いません……むしろ王女さまの、い、い、椅子になれるなどっ、ししし至極光栄っ!!」
「だだだだだだ駄目でございますっ。うっ、虚はもう泣けてきてっ、つつつつつついでにっ、こ、こ、こ、股間も熱くなってきてっ」
と感極まってるので全然大丈夫なんですが、ここで皇樹の登場。18禁乙女にはこういう美味しい場面を嗅ぎ分けるプロが多いですね。
「ひとまず、その椅子を下敷きにして、私と楽しむとしましょうか。王女さま」
とのお誘いで椅子どころか敷物にまで堕ちてしまった挙げ句の2.5Pです。
これも良かったなあ。
皇樹を舐めて虚に舐められて、
(まるで自分の性器を舐めているような……そんな、感覚……。)
って境地に達してしまうあたり大変読み応えがありました。
3Pで女が考えてることなんて大抵がどうでもいい内容なんだけど、これくらい状況を噛み締めてくれるなら大歓迎ですね。
敷物を攻略するのも当然初めて、虚のEDは5つ。
「贖罪の嘆き」
殺せない男と地獄堕ちEND
「全員死刑」
逆襲END
「母殺しの罰」
めのうマッマのリベンジEND
「沈む幸福」
現実逃避END
「地獄の果ての王冠」
これぞハッピーEND
まずEND5ですが、これは共通BADなのかな?
よりによって白鴎が出てきちゃうんだよ。
でもここで白鴎はなんかすごい分かるんだよなあ、優しくて普通に話が通じる人にホッとしてしまうよね。
女王と貴峰丸からめのうを匿ってやってくれと言われるんですが、選択肢次第で
最終的に縛られるっていう
こっちでもか~~~~こっちに出張ってきてまで縛るんかお前~~~~~~~~。
白鴎の頑なすぎる嗜好を回避すると、なぜか貴峰丸とめのうのセックスを至近距離で見守るはめになるんですけど、
なにこれめっちゃむなしい
それくらいで痛いって言うなって思ってしまう輝夜が色々複雑。
これ結果として貴峰丸からめのうを守る形にはなるんだけど、随分遠回りなことするなあ。
百合に関してはド素人なんで輝夜がめのうの処女喪失をどういう気持ちで見ていたのかは全然想像出来ないんですが、案外NTR好きの隠れMなのではないかとは思いましたね。
皇樹は何してるのか分からない、燐は不測の事態で目を覚まさない、焦れるばかりなのに輝夜は性的な快感でしか逃避出来ない。
この状況にイラつく様子がまたなかなか乙でして、しかも余計に感情を煽る虚しかもう周りにいないわけですよ。そりゃ首輪もはめるわ、うん、はめるはめる。
「犬には服もいらないわよね。さっさと洋服を脱ぎ捨てなさい。それから犬。早く舐めるのよ」で
バター犬ならぬ王蜜犬スタート
椅子→敷物→犬、ってまあこれは普通に昇格ですね。無機物と有機物の違いはでかい。
めっちゃめちゃうるさいから途中まで完全ギャグなんだけど、イッた直後一瞬ブレイクするんですよ。
「あっ、しかし王女さまっ、た、た、達して……っ」
「だから?」
「いっ、いえっ!ありがたく舐めさせていただきますっ!!」
(直後、がばりと虚の唇が吸いつき、イッたばかりの体にそれがきつかった。)
とくるので虚の気遣いは正解なんだけど、この輝夜の意地と虚というキャラの本質というか……いやこれ素晴らしいな。
竿不足にますますイラつく輝夜の反応もすごい良かった。あそこは何も言わなくても挿れてほしいですよね。ただ虚には絶対無理なんだよな。そんなこと誰より1番分かってる輝夜のやり場のない気持ちが切なくてなあ。
そんなこんなで女王を殺してしまいます。
何もかも気に入らない時にまともな判断が出来るわけないんだよねーーー。
待ってるのは本気モード入った皇樹の折檻。
ズタボロな体をどういうわけか虚は治してくれない。
「だ、だって……せっかく、王女さまのお世話が……、で、できる、のに……治してしまったら……」
初めて抱えた独占欲を持て余した結果、優先順位がおかしくなっちゃってるんですよ。肋骨折れてる崇拝の対象を前にして、カメラはどっちの部屋にあるべきかどころの話じゃないですよ。
そのまま覚醒してVS皇樹ってなかなか熱い展開なんだけど、このままだと殺してしまいそうなので虚を止めると諸共蟲に喰われてEND16。
皇樹を見捨てると虚との生活は穏やかに続きますが、頑なに治療だけはしてくれない。そんな時に復讐に来られちゃうと手も足も出ずでEND17。
そして優先順位を正してやるわけよ。怪我を直さないのは支配しようとしているからだとド直球で。
ママの訪問で一体何が起こっていたのかを全て知った輝夜は女王蜂として羽化。
ここから
めちゃめちゃ乙女ゲームです
いや待って!ほんとに!ほんとにちゃんと乙女ゲームだったから!!!
虚の欲と自身の欲を認め、救って包んで
「ただ蟲という生き物が気持ち悪いというだけで、あなたの尊重すべき能力を卑しいというのは間違っている」
と、価値まで元の高さへ戻してあげる、輝夜は苛ついてないとすごくちゃんとヒロインなんだよなあ。
いやごもっとも。私ももう少しKの存在価値を認めてあげようかなって気持ちにちょっとだけなったよ。良い混浴だったわ。
ただ最後のあれはなあ、あればっかりは虚が傍にいるいない関係なく、輝夜が1人で乗り越えなきゃいけない試練だからなあ。
乗り越えられないと逃げ込んだ先で向き合えないまま朽ちるEND18。
そして!ついに!!挿入です!!!!!
良かった~~~~~~~~!!!
まさか挿入しないままルート終わるのかと思ってて、挿入してくれるならK召喚もやむなし……ウッ(嘔吐)とまで腹を括ってたのに、良かった~~~~~~~~~~~!!!!!!!
と万歳したらいきなり股間を蹴り上げたのでマジ焦った。大事な一発前にそんな危ないこと本当にやめてくれお願い。
まずフェラからなんですけど、
虚相手にここでフェラは120%ナイスフェラ
「あああっ、もっ、もうっ、夢っ、夢だとしかっ、思えなくて……ですね……っ。あっ、っくあっ……ど、どうすればいいのですか……」
フェラされてどうすればいいのですかって言っちゃう男、めちゃめちゃ可愛いね!??
深く咥え込むと駄目でございますーーーーー!と絶叫するのも、もうここまでくると心から愛おしい。
輝夜もちゃんと輝夜らしくて、文字通り盛大にぶっかけられた後
(うんざりしながら、体に飛び散った精液を指で拭い、それから虚の口へその指をねじ込んだ。)
が分かってる度高くて、すごく良いワンセットだった。
この濡れ場での会話は全部好きなんだけど、挿入した後、一旦2人とも動きを止めて
「ん、あ……あ……ほん、とうに……、女王、さまの、な、な、なかに……あ……」
「んっ……こうすべきだったでしょう?私たちは」
が特に素晴らしかったなあ。
ほんとこの一言に尽きるんだけど、ああ不器用な2人がここを目指して歩いてきたんだなってすごく感慨深かったですね。これを成長と呼ばずしてなんと呼ぶか。
今までセックスは現実逃避の手段でしかなかった彼女に、
(こうして快楽に溺れていく過程が……、とても……好き……。)
を改めてもう一度噛み締めさせるのも上手い。
玉座の上って場所もピッタリだし、
(私の居場所に、とろとろと蜜が吸い込まれていく。)
が粋で参りました。
虚の魅力も輝夜の魅力も存分に味わえて、そしてここまでの過程があるからこそのスーパーハッピー和姦。文句なし!パーフェクト!!
いやあ本当に良かった、虚の台詞はこのへんうるさ可愛い。
「……う、あ、ああああの……、よろしければわたくしめの家へ……家へ、その……」
「お、おお……な、なんと神々しい……」
「いえっ!おっ、王女さまの蹴りが最高なのでございますっ!」
「……へ?犬、でございますか……?」
「王女さまがっ、すべてでございますぅうううっ!!!!!」
「あの、あ……わ、わたくし、が……。王女さまの……お気持ち全部、背負います……ので……」
「う、虚めが、王女さまを……絶対に、お守りいたし、ます……」
「……わ、たくし……などで……、よ、よ、よろしいのでしょうか…………」
「ほっ、本当はっ、輝夜さまの唯一になりたいとっ、いっ、いつもっ、いつもっ、考えております……っ!」
「……ほ、本当に……そう思って、らっしゃいます、か……?」
「ちっ、違いっ、ます……!そうではなくて……っ、そう、ではなくて……っ、あ、ああっ、動き、たいっ!!!」
でさあああああ、最後の最後がキスなんですよ!この2人のキスなんですよ!!!私思わず叫んだよ!こんなに良いキス見せてもらえるなんて、女王蜂の王房を舐めてたよ!!!
ここまでの経緯はCEROなんて一瞥される間もなく門前払いだけど、最後に味わえたあの心がギュッとなる爽やかな甘さは、間違いなくCERO-Bあたりで喰らいがちな感覚だったよ。
少なくともゲーム中壮大に脱糞した男相手のラストシーンとは思えない達成感でしたわ、感謝。