オルフレール3人目、三男・ザック様まいります。
ブラコン拗らせた弟なんてやばさがやばい
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
ザックは最初から全力でわんこ。
寝ぼけて抱きついてきたりしやがるんですが、
「ザック!またクレアを困らせて……」
「いい加減にしないと、俺が本気で怒るぞ?もしくは、毎朝フィルに起こしに来てもらうか?」
みんなの弟、本当に可愛い…
みんなの弟ということは私の弟ということでもありますね。
そんな弟を専属に選ぶと、
「アデル兄よりオレを選んでくれた人って、彼女が初めてだから本当にすっごく嬉しいんだ……」
と、めちゃめちゃ尻尾振って喜んでくれます。
彼はずっとこの「自分を選んでくれた」ことを心の拠り所にしてくれるんで、選び甲斐あるんだよなあ。
すっごい素直で、思ってることそのまま口に出しちゃうタイプなんですけど、バカでもアホでもないとても人格者な土台に乗っかってる直球なので、こちらがダメな人間であればあるほど余計に眩しいといいますか…。つまり私はその真っ直ぐさを最大限に喰らってしまったわけです。
「あのさ、クレアは人間だよな?じゃあ『扱う』って言い方は、おかしくない?それにオレの専属ならオレが決めていいはず。違う?」
がすごく素敵だったよザック~~~。
真っ白なザックは兄への敬愛を全然隠さないのがまたよろしくて、
「あ……オレ、アデル兄の話ばかりしてるよね?イヤ……だよな?つまんない?」
いえ!この後の展開を想像して喜びに震えてる早漏気味なだけなんでどうぞお気になさらず!!!
アデルと楽しそうに話しているクレアを見かけても、「……オレも!オレも彼女をああいう風に笑顔にさせたい!」ってフィルに相談するところなんて、白すぎて発光してない…?と直視出来ず。誰かこの早漏にサングラス持ってきて。
街を案内してあげたら?というアドバイスで
「クレア、あのさ!次の休み、オレと一緒に……っていうか、2人で街へ遊びに行こう!案内するから!」
とデートに誘ってくれるんですが、アデルと違って2人でって言えちゃうところがすごく真っ白です。
ところが、これアデルのOKが出ないんですよ~~~。
理由に納得して強くなろうとするものの心が折れそうになって、
「……無理だよ、アデル兄にはわかんないよ。フィルにもわかんない。というかもう放っておいてよ」
なんて言っちゃうあたりで、あのザックの輝度に陰りが…!と一瞬ざわついたんですが、ザックの暴走なんてそりゃ周りが全力で止めるよな。
みんなに愛されてるザックは再発光、この後にくる告白がほんっとに可愛かったーーー。
真正面からギュッと抱きしめて、
「クレア、約束してくれるよな?オレのそばにいてくれる?ずっとオレだけのクレアでいてくれる?」
って完全にプロポーズなんですけど、ザックが言うと飼い主になついている子犬の域から出てないというか、どこまでの気持ちが伴ってるのか分からない感じがすごく可愛い。
案の定、それ告白になってなくない?大丈夫?とフィルから指摘されて、慌ててもう一度告白してくれるんですが、
「あ、これは告白です。恋情です!だから君もそれを前提に返事をしてください!」
がもう…白い……めっちゃめちゃ白い……。
こんな相手の濡れ場なんて突入萌えがやばいに決まってるんですが、こちらも至るまでが超可愛くてですね。
ベッドで膝に乗せながら、
「ねえ、オレのこと好き?」
「答えて、クレア。ねえ、好き?」
と思いっきり甘えてくるので、私もサングラスの奥でゲス顔してたのに、
「別に君が悪いとかじゃなくて!オレが淫らなことを考え始めたので……ごめんなさい!今日はこれで……終了ってことで」
とんでもないところでリセットかますんですよ!マジかよ!クレアも「あっ、あのそれじゃあ……失礼いたします」じゃねえよ!!!おいいいいいいい!!!
自分の下心を持て余した発光わんこは速攻で
「オレ、クレアに邪な気持ちが出てきたんだ」
とまたしてもフィルに相談。
「……うん。あのさ、クレアを見てたりクレアに触ったりすると、服を脱がして全部みてみたい、直接触れてみたいって気持ちが沸いてくるんだよ」
「そんでクレアにオレの……」
なんて可愛い童貞なんだ死ぬ
なんとなく覚悟を決めたわんこ童貞、今度はベッドでおしゃべりしててバランスを崩してしまうんですが
「……こうじゃない、これじゃ位置逆。ちょっとクレア、下に来て?オレが上……」
なんて可愛い童貞なんだマジで死ぬ
まずは69なんですが、いや~~~童貞と処女の69は可愛いしエロいわ。
特にザックみたいなタイプの童貞なら尚更。
「いいよ、続けて。嬉しいから。でも……続けられるならね」
で初めて大人びたわんこに、ドキッとしてしまいました。
ここで全然予想してなかったまさかな体位が来るんですけど、
「君は腰を下ろすだけでいいから。さあ、早く……」
脱童貞、騎乗位でいいのか~~~???
ええっマジで?本当に???って
「クレア、手を……手を、繋いでで」
「指を絡めてぎゅっと掴んで、絶対にオレの手を離さないで……お願い」
女の子かよ……(死)
「今度は君が動いてみる?」と強がってはみるものの、「そんなこと出来ない」と「もう我慢出来ない」との意見の一致で次回持越し、この2人はほんと可愛いです。
特に
「……クレア、どうしよう……。オレ、クレアのこと今まで以上にめちゃくちゃ好きかも」
と、1発やったらもっと好きになっちゃった感じが童貞らしさ満点。
「ありがとう……どうしよ、ホント嬉しくて幸せで胸がいっぱいで……ごめ、情けない……けど嬉しくて……」
なんて泣いてくれちゃうと、処女で良かった……とこちらも大変嬉しいです。
いつも処女に厳しくてごめんね、ザックのEDは4つ。
「幸せな提案」
子作りEND。
「離した理由」
ザックたん不器用~~~END。
「蜜檻」
VSアデル。こんなん一生選ばないEND。
「交差した想い」
VSアデル。クソ笑ったEND。
ベストは挿れてる状態で
「こんな時になんですが……結婚してください」
っていうプロポーズがナイス発光。
ザックは素直な気持ちで無意識にとった行動なんだけど結果1番エロい、っていうシチュが最高に可愛いわ。
そして私の全期待を背負った兄弟VSですが、アデル様の良い意味でも悪い意味でも兄なところに若干の黒さが滲んでるのがたまらんのですよ。
主人とメイドという関係上どうしても好きだと言えないクレアに対して、それならば
「よし!サマルにお願いしにいってくる!」
と自分の気持ちは正しいんだって微塵も疑ってないないところがまた白くて可愛いんですが、一方のアデルはさあ。
「うん、そう言うかなと思って……。ちゃんとサマルの許可と父の許可は……とってあるよ」
さすが兄
「やっぱりちょっとやりすぎたかな?怖い?幻滅した?」
周りから固めようとしてるの自分でも分かってんだろ?こええよ!
当主の求婚を断れば家を出ていかざるを得ないわけで、ザックはアデルに譲る決断をするんですがその理由が
「それに一緒にいたいし、絶対に離れたくない。だったら俺は一番近くにいられなくても、ずっと一緒にいられる方を選ぶ……」
「どんな形であれ、ずっと一緒にいるんだ……!」
あーーーーー(ざわざわ)
それダークサイドへの第一歩だよザック!そう言ってる奴に限って突然全員巻き込んで自爆するんだよ!私は知ってるんだよ!!
で、この状況でアデルはクレアを押し倒しちゃうわけですよ…。アデルほんとさあ…毎回性欲に負けすぎだろお前は……。
彼女はこういう時に限って歴代最弱レベルで押しに弱い女なので、一旦全部棚に上げて喘いじゃうんですが、ここで、お?おお?隣の部屋へ視点がチェンジ!!???
「っ!?っな……いまの声……もしかして、クレア?なんで……なにが……っ」
「……っ、――んだよ、クソッ……そういうことか……」
これは…???
これはもしかしてもしかするか……??????
「最悪な状況なの、に……、なんでオレ、反応してんだよ、クソッ――」
(本能的にそれを取り出し、俺は自分の手で陰茎を擦り始めた。)
もしかした~~~~~!!!!
全世界(狭め)待望シチュ来たぞおおおおおお!!!
18禁乙女だと黒金以来か!???待ってたああああ待ってたよおおおおおおお!!!!!
しかもこれ画面分割&視点が行ったり来たりで演出も素晴らしいです。
「もっと、激しく動いて……あ、ん……クレア、ああ……すごい、いいよ、クレア……好き、好きだよ……ん」
のザックが最高すぎました。
壁一枚隔てて同時発射、心から拍手そして感謝。
いや~~~でもこれでさすがに弟も染まっただろ、もう今頃アデルへの嫉妬で真っ黒だろ、と思っていた私が甘かった。
「……はあ……っ……こんなの……初めてだ……。……ごめん、クレア……ごめん、アデル兄……」
アデルにまで謝っちゃう弟
嘘でしょ!?どんだけ白いの!!!????
しかもその上、
「オレ、好きなんだ、やっぱり!クレアが!アデル兄と彼女の……そういう声とか音聞いて、興奮したし……だからやっぱりあきらめたくない!」
って全部まとめてフィルに相談するんですよ。
ザックはフル防染仕様で全色弾くタイプの童貞でしたね、これはどうやっても染まらん。
もはや相談所と化しているフィル様ですが、まあフィル様ならそう言うよなって納得の応対。
「2人とも好きだから――同じ距離感で仲良く楽しく過ごしたいのか、2人から愛されたいのか、それとも別の関係を望んでます?」
ほんと話が早いですわあ
3人揃って楽しい方へ逃げやがって!分かる!!な光の兄弟3Pスタートです。
こうなるとさすがに経験者に分がありますよねえ。
「かわいそうだな、そろそろ奥も弄ってあげようか。ザック、先にいいよ。ほら、ここへ……彼女が待ってる……」
さすが兄(二度目)
ただここでアデル様の次男ぽさが本領発揮、初めての挿入に感極まってる弟に対して
「おいおい、まだ挿入しただけだろ?……あ、そうだ。ザック、一度抜いてくれないか。俺も彼女を感じたいから」
なんだこの真っ直ぐに鬼畜は
このタイミングで「あ、そうだ。一度抜いて」って言うお兄ちゃんひどくない…?
「えー……っていうか、抜いた刺激でオレ、イッちゃいそうなんだけど……」
「ああっ…………―ッ、やべっ」
が大変可愛かったので許しますけど、このたまに見せる天真爛漫に周り全てをなぎ倒していくアデルの横暴さって何なんだろうな…。
「次は俺のが入るからね、それを想像してごらん、クレア」
「あ、あ……なんで、もっとキツく……なるんだよ……」
がとても素晴らしい兄弟丼でした。
特にアデルが1回射精する間にザックは2回射精してるのが完璧です。
私の弟、ザックの台詞はこのへん私の弟。
「でも……っはは、実際考えたらそうだよな!涙が美味しいわけないのに、なに考えてんだろ、オレ。ホント、バカ……!」
「いつもありがとう。そしてオレを選んでくれてありがとう……」
「なんなら、今からオレと走る?ね?散歩する?それとも、お菓子食べようか?」
「ありがとう、クレア。ずっと一緒にいような、絶対、約束な?」
「え、じゃあまだ恋人じゃないの?オレたち」
「あ、違う。いまのなし!あー、えっと……じゃあキス!キスは?キスもしちゃダメ?」
「そんで、朝――それが爆発して大変なことになってる!」
「クレア、服、脱がしてもいい?少し身体浮かせて…………というかごめん。脱がした方わからないや」
「なんでオレ、ショック受けてんの?…………バカだ」
「その……クレアが、その、す、す、す、しゅきなんだ!」
「あ、噛んだ……」
「オレ、応援するから!アデル兄とクレアのこと!そしたらクレアとずっと一緒にいられるし……、アデル兄相手だったら……オレ勝ち目ないし……っ」
「ん……ああ、すっごい……中から蜜と一緒にオレのが流れ出てきた……ごめん、アデル兄……少し掻き出しておくよ」
「遠慮なく、どこでもいいから触って!もしここの大きさが気になるなら、全力の姿を見せるよ!勃たせて見せるから!」
ザックはたまに敬語になっちゃうとことか、何でもかんでもすぐフィルとアデルに報告相談しちゃうとことか、ストーリーも結末もずっと全部可愛かったなあ。
「交差した想い」なんて、この切なげなタイトル名からは全く想像できないお茶吹きEND。
特に、アデル・フィル・ザックという最高すぎるメンツでの男子会(初体験の話とか性欲の話とか夢精の話とか)がイチオシの可愛さ。
年頃男子の猥談がお好きな方にはザックルートものすごくおすすめです。さすが私の弟。