ペルオペも最後の攻略、怪人ルートの感想です。
終わってしまった………………
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
このゲームは攻略難易度高いんだけど、特に怪人ルートはちょっと選択肢外すとすぐオペラ座が燃えちゃうので大変だったよ。
これまでもその強い執着心を惜しげもなく見せてくれた怪人だけど、全て知ってしまった今となってはただひたすら愛おしいですね。炎上に負けず最後まで頑張って本当に良かった。
自ルートでは最初マジシャンのアルノーとしてクリスティーヌに再会するんですが、突然話しかけれて困惑する怪人がクッッッソ可愛い。
「悪気はないから、気にしないで……」
にて1ターンキルです。今回の大石恵三も順調に早い。
ちょっとずつ仲良くなっていって、部屋へすぐ上げ子ちゃんなクリスティーヌは今回も軽いノリでお誘い。
「ちょっと、驚いただけ……。……上がってもいいのか?」
「……いや、こんな風に女の子の部屋にくることなんてないから……」
ウッッッ…かわゆ……かわゆ………………
クリスティーヌのためにパリを離れる決意をするんだけど、お別れの時もう部屋に入ってさえくれないんですよ。彼の覚悟が垣間見えるじゃないですか。
なのに最大のライバルでもあるラウルが近くにいるのを知って、手の届くところから見守る方へシフトチェンジするんですよ。
この2人はやっぱり強烈に燃え上がる刹那的な交差が醍醐味で本質なカップルだと思うんで展開には全然文句ないんですけど、このままアルノーと愛を育むifも見たかったですね。色んな意味でめちゃめちゃ萌えそう。
ただまあそんなわけでいざモンスターとしてリスタートですが、オーデションの結果を報告するはず!と墓地で待ち伏せて、タイミング見計らってバイオリン弾きだす怪人、どう考えても可愛いすぎんだろ。モンスターどころかロマンチック全振りのストーカーじゃねえか。
「音楽の、天使様……?そういえば子供の頃、そんなことを話していたな」
「ああ……私がお前の音楽の天使になる……」
それいいね!もーらい!で天使様を兼任。あの設定本人からパクった後発なんですよ…もう……怪人ほんと可愛い……。
以降は夜な夜な楽屋に現れてクリスティーヌに歌のレッスンをする音楽の天使様ですが、とにかくエロい。普段の大石恵三のエロさが100点満点中5億点だとしたら、天使様のエロさは8億点くらい。
「そう、それでいい……私を信じなさい」
天使どころか完全に神です(合掌)
大石教信者1号は何としてでも私が死守したいところですが、クリスティーヌも
(天使様から囁かれる声に、蕩けそうになりながら頷いた。)
たいへんわかりみがふかい
2号の座はお前にくれてやっても良い。
ただ怪人はめちゃめちゃ浮き沈み激しいんだよな~~~。
神なんて元来そんなもんだからしょうがないんだけど、
「ち、違います!確かにラウルは素敵な人ですけど……」
「素敵な……人だと?」
さすがに沸点低すぎないですか
ラウルのラの字でも出そうものなら、大抵そのままオペラ座が燃えます。若干めんどくせえ男の域に入ってしまってますね。
でも特別公演の大成功は天使様のおかげなのがクリスティーヌも分かってるんで、レッスンを人質に取られちゃったら従うしかないんですよねえ。
光のラウルとのフラグを躱しまくってると、ようやく
「どうして、そんなに悲しそうな顔をしている……?」
「……大丈夫、私は怒ってなどいないよ」
とメンタル回復絶好調怪人が再登場。手がかかる男だよほんとに。
ここでよりによってラウルに怪人と一緒にいるところを目撃されてしまうんですよ。
クリスティーヌにかけられていた術も解けてしまうんだけど、さらわれて意識が朦朧としてる中での怪人の独白、全部素晴らしかったです……。
「……どうして……ラウルになど!」
「お前が、あいつのものになるくらいなら……いっそ……」
で首絞められるんだけど、当然力は入らず手も震えちゃうわけで。
昔から首絞め大好きなんだけど、特に最近は泣きながら首絞める男が刺さる刺さる。マイマスに「萎えるから泣くな首絞めるなら笑え」って毒づいてた記憶があるので、この10年で私の好みも結構変わりましたねえ………ってめちゃめちゃどうでもいい話をしてしまった。
気を取り直して、この時から始まる2人の同棲ですが、もう終始悶えっぱなしでした。
「あの……どうして、私をここに連れてきたの?」
「すまない……」
「もう帰ってくれていい……」
と言われるんだけど、帰らないんですよ。
この状況で帰らない女、大好き。
クリスティーヌは今までのルートだと流されやすくて主体性が無いのでイライラさせられることの方が多かったんですが、怪人相手には説明出来ないけど力強い気持ちをちゃんと持ってて、魂に従うのを怖れない行動を取るのがすごく良かったです。あとタメ語なのが特に良い。
怪人がうなされてるのを見て
「……お水を持ってこようか?」
と声をかける彼女は本当に可愛いかった。
怪人は基本踏み込んでこないんですよね。同棲とはいえ寝る場所は別だし。嫌われたくないし、自信もないし、どうしていいのか分からない、でもすごく嬉しい、って気持ちが痛いほど伝わってくる。
そんな遠慮がクリスティーヌに優しくされたことで揺ら…あ、ちょっと待って
「……このままだと、お前を抱いてしまう……」
抱いてええええええええええええええええ
渾身の抱いて、怪人のEDは3つ。
「夢から醒めて」
おいその先を見せろEND
「愛おしい人の声」
クソデカな愛END
「絶望の光」
そして3Pへ…END。
考察より抱いてが上回ってしまいましたが、こっからがさあ……。
「それでも構わないのか?」
「そ……、そんなつもりで、ここに来たんじゃ……」
「……そうだろうな」
「さあ、部屋へ早く戻れ!」
って追い出されちゃうんですけど、この台詞がしっかり怪人なのがまた神のさすが度高すぎて。
この後の
「まだいるのか?」
「……うん」
から始まる扉越しの会話。
このカップルの魅力はこの「まだいるのか?」「……うん」に尽きる気がしますね。
「私は誰にも愛されない……それは充分わかっているつもりだ」
という怪人の声を聞いて、覚悟が足りずに追い出された部屋へ戻って、
「誰にも愛されないなんて、言わないで」
「だって私は……貴方のことが好き」
クリスティーーーーーヌーーーーーー!!!!!(拍手)
怪人もとうとう心を絞り出すような吐露をしてくれるんですが、
「……ずっと」
「ずっと……お前を愛していた」
ずっとがめっっっちゃめちゃ重い
神は本当に神だな、さっきから危うかったところにドデカイ感情を1撃喰らって普通に泣きました。
そりゃ泣くよ、怪人の望みや後悔や、もう色んなこと全部がまとめて昇華した瞬間だもの。
ただ「たとえお前が後悔するとわかっていても……もう、自分を抑えられない……!」で待ちに待った怪人との和姦がこのまま始まってしまうので、マジで泣いてる場合じゃない。
涙を拭いてようやく拝んだ和姦、その上ここでもまた素晴らしいことに、
「もっと……名前を呼んで」
クリスティーーーーーヌーーーーーー!!!!!(拍手)
「ああ、いくらでも呼んでやる。……クリスティーヌ……愛してる、クリスティーヌ……」
「クリスティーヌ、愛してる。誰よりも、愛してる」
怪人とのこんな濡れ場を前に正気でいるの無理でしょ。
台詞自体の糖度も高いんですけど、やっっっさしい言葉責めっていうちょっとスパイシーなのも混ざってるのが、より本来の甘さを引き立たせてるといいますか。チャイですね、チャイのような濡れ場です……いや……まあいいや……(放棄)
「……そうか。どうされると、気持ちがいい?」
「では、ここは?」
「ここがいいのか?なら、もっと……」
「このまま……イくまでずっとこうしてやる」
と同じペースで確実に攻められ続けて、クリスティーヌも盛大にイッちゃうんですが
「イったか?」
ヒェッ………(ログ再生を連打)
エロい、ドチャクソにエロい、ダメだ耳が溶けそう………
そして挿入へと続くわけですが、神のこういう濡れ場久しぶりに聞いたけど、この御方はさあ…。
毎回心底メッタメタにやられちゃうんだけど、喘ぎに複雑な感情と繊細な快感乗せてくるのがもうほんとにさあ………。
特に事後の
「……とうとう……お前を抱いてしまった……もう、離してやれない」
「お前はわかっていない……お前が嫌だと言っても、離してやれないんだぞ」
が甘いだけじゃない予感と怪人の複雑さと、その実はすごく真っ直ぐで素直なところと、って魅力がギュッと詰まっててよかったなあ。
だけど、そんな幸せな2人だけの生活は長くは続かないんですよ。分かってた、分かってたけど辛い、もうみんなこの2人のことは放っておいてあげてほしい。
クリスティーヌは何度も戻ろうとするし、怪人なんて全身全霊でクリスティーヌを愛してるわけじゃないですか。
今すぐにでも抱きしめたいはずなのに、
「ここに来たことが知られれば、お前の立場が危うくなる」
「……駄目だ。お前がいなければ皆が心配する。だから早く帰るんだ」
ってひたすら私情を捨て続けてるのが、見てて本当に辛い。
結局、怪人が書いた曲をカルロッタが歌うことになってしまって、
「……私は、舞台でお前を輝かせるために生きてきた」
「こんな結果になってしまって、すまない……」
って謝るのも、怪人の愛の凄まじさと取る手段の不器用さが心に痛かったです。
久しぶりに幸せな一時を過ごした後、
「……できることなら、今日一日だけ、……いや……、一瞬の夢であってもいい」
「……私と……」
と来たので、おお???もしやこれは???とグッと拳を握ったら
「……私と、結婚……してくれないか……」
あああああそっちかああああ
もう一発やらないか?だと思ってしまって本当にすみませんでしたあああああ、神よ許してええええええ。
まあ、この後は予想通りの展開と結末です。
両方ともすごく良かったけど、とにかくこれですよね。
「もし……この世の全ての悪が、貴方のせいだったとしても……」
「……それでも私は、貴方を愛しています」
クリスティーーーーーヌーーーーーー!!!!!(拍手)
そしてもう一つのEDに向かう「ちょっとくらいなら平気やろ」ルートですが、怪人に「ちょっとくらいなら平気やぞ」なんてねーんだ。
ラウルの振りをした怪人におびき出されて、気がついたら両手拘束。
「お前が手に入るのなら、あの忌々しい男の声を真似ることなど造作もないことだ」
「お前が望むのなら、もう一度あいつの声を聞かせてやろうか?」
なんですかそのシチュください!!!
とついつい贅沢すぎるお願いをしてしまいましたが、手を触れずに服を破るっていう魔法使いかエスパーか手品師くらいしか対応出来ないなかなかレアな導入。
口移しで媚薬を飲ませて、抵抗すると
「……、そうか、わかった」
「ふ……いい眺めだな」
と体を離してそのままな、こちらは本気度高めの焦らしプレイ。
「クリスティーヌ、愛してる……。お前はずっと、私とこうして、生きていくんだ」
こっちのずっとも重いんだよおおおおおお
もうやめてよおおおおお、あっちとこっちでちょこちょこ被せてくるのやめてあげてよおおおおお
ちょっとこの濡れ場は8割がた目を瞑って神の御声に集中してたんで、何やってたかあんまりよく分かんないんですけど、とりあえずクソエロかったし、抜かず連発はしてた。
その後食事と一緒にまたあの小ビンを持ってくるので、ご飯食べる度にやってんのか?1日3回ペースとか畜生うらやましい…と思ってたんですけど、
(薬は毎日飲まされるけれど、怪人が私を抱いたのはあの一回だけだった。)
(それどころか、あれから怪人は全く触ろうとしなくなっていた。)
据え膳食わないただの地獄じゃねえか!!!!!
じゃあわざわざ媚薬投入して何するのかって、口を開けさせて食べさせてくれるんですよ……クッッッソエロくない?これ…………。
鎖が外れた隙に逃げようとするんだけど、クリスティーヌの体はもうグズグズ。
「私が気付かないとでも思ったか?」
と、後ろから抱きしめて壁ドン立ちバック。
「気持ちがいいだろう?私の手は……」
「……どうする?お前次第だ」
と煽りに煽って、クリスティーヌが屈服すると
「……いいだろう」
ああ、エロい(目を閉じる)
結局クリスティーヌも怪人の身体に依存しまい、
「……ふ、抱いて欲しそうだな……?ならば、それ相応のことをしてもらおう」
「私をその気にさせてみろ」
でフェラさせるんだけど、
「もう……いい?」
「……」
(怪人は黙って首を振る。)
で2人の関係が逆転してるのが最高でした。
クリスティーヌは舐めるの上手いなってちゃんと思える丁寧な描写、フェラでこんなに萌えるのってなかなかないですね。
逆転しても変わらない神の喘ぎに、またしても息を止めて聞き入ってたんだけど
(怪人の欲情した声が、とても色っぽい。)
「貴方の声が……、聞きたい。もっと、聞かせて……!」
やべえ2号と完全に被った
神の台詞はこのへん全部神。
「――お前には私が必要だ!どうしてそれがわからない!?」
「どうして?お前は私のものだからだ」
「浅い。お前の力で、深く刺すのは無理だ」
「それほどに、私が憎いか?」
「……永遠の愛は手に入らなくても、それでも――……」
「……いい夢だ。なれるといいな」
「喉を開いて……」
「そう、舞台でもその顔でいるんだよ……舞台が終わったらまたここへ帰っておいで。二人でお祝いをしよう」
「ずっと見守っていようと、決めていたのに……」
「お前の夢を叶えることだけが、私の唯一の救いであり、お前の成功が私にとっての光だからだ……」
「ああ、そうだ。お前を思い浮かべていた……少しでも気持ちを感じてもらえたなら、嬉しい」
「本当は……ずっと、ずっと……お前にこうしたかった……」
「……来てくれて、嬉しい……来ないかもしれないと思っていた」
「看病……してもらえて……嬉しかった……」
「……そうか。では黙って置けばよかったな」
「とても贅沢な舞台だった……」
「……ついておいで……」
「……お前には、最後まで嫌な思いをさせてしまった……」
「だが、出来ることなら、一生お前のそばにいて、守ってやりたかった」
「お前に、俺を殺させてやる約束だったな」
「幸せになるんだ」
「……なぜ俺は、この世に生まれてきてしまったんだ……」
「……お前が満足するまで、何度でも付き合おう」
「クリスティーヌ、あぁ……私はお前しかいらない。お前だけでいいんだ……っ」
「もっと……もっと、私を求めろ……!」
「っ、あぁ……クリスティーヌ、お前は可愛いな」
「そんなに……吸うな……はぁ……くっ」
怪人はずーーーーーーーーっっとクリスティーヌに謝ってましたね。
ただただ不運だっただけなのに、全部自分のせいだと思いこんでしまって、以降の歯車はガタガタ。
クリスティーヌの人生を変えてしまったのは確かにエリックだけど、エリックの人生を変えてしまったのも間違いなくクリスティーヌなんですよね。
あの呪いの言葉を浴びてたのはクリスティーヌだったかもしれないのに、その後の人生全てかけて彼女を守ったんだよなあ。
不器用で間違っていて裏目にしか出ないんだけど、彼を愛さないなんて絶対無理だよ。
どうか無事にまた再会して、あの夜の広場を散歩した時みたいに小さく笑い合っててほしい。
さてさて、超ボリュームだったペルオペもこれにて終わりです!
神に落ちたのがすみれのムツキだったので、最後も美蕾さんで締めたいなと思ってずっと温めてたんですよ。
CV大石恵三、エロゲ・18禁乙女ゲ・ボブゲ全部含めて既売作品はこれでコンプリートのはずなんですが、怪人を最後にして良かったなあ。
ヤンデレ怪人ver、甘々な天使ver、陰キャアルノーver、運命のエリックver、ショタエリックver、っていう大石5変化が聞けてしまうんですよ、なんて贅沢な。
せっかくなのでツイの再利用で申し訳ないんですけど、私の神ランキング。
cv大石恵三さま、今思いついたメインキャラを好き順で並べると
ムツキ(弟)
真島(真島)
カイム(スーパー主人公)
ユーリ(小悪魔)
カルロ(俺様)
不知火(変態紳士)
怪人(陰キャ)
霧生(ツンデレ)
キース(王子)
太一(わんこ)
陽翔(わんこ)
伊織(抱きたい)
かな〜。
いやもう正直全員好き、ほんと愛してる。— Sara (@r18o_sara) July 20, 2020
神のおかげで私のエロゲライフが充実したのは間違いないな、彼がCVに決まった時の喜びは何者にも代えがたい。これからもずっと愛し続けます。
もし「実はこれにも出てるよ!」ってのをご存知でしたらぜひ教えて下さいね…どうか…ほんとにお願い……。