攻略完了！
いやーーーー、1周がまじで長かった。感無量、余韻引き中です。

プリティ☆ウィッチ☆アカデミー! 通常版

Strawberry*Maiden (2009-07-24)

おすすめ度の平均:
ものすごく正直な感想を述べると
悪くはないけど
シナリオ◎
内容は良いのですが・・・・
ハマリました!

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以下、総評的なものになりますのでネタバレ含みます。ご注意ください。

全キャラネクタイ装備。
なんと、なんというパラダイス！

いやいや、そんな超個人的感想はともかく、すごく面白かったよこれ！
読み返してみたら、自分の書いた各キャラ感想のあまりの長さに若干引きました。
それくらい、拾うところも褒めるところも突っ込むところも多かったということで。
でも申し訳ない、まだまだ語ります。

ほんとにストーリーが純粋に面白かったです。
キャラがそれぞれ絡み合って、謎が解けていく感じがとても良かった。
あと、シリアスな場面での台詞がみんなカッコよかったです。
ドラマティックだし、ガツンと言ってくれるし、ものすごく感情煽られました。揺さぶられました。

マッジで、誰も悪くねーな…。
もーね、ほんとみんなその若さで色々なもん背負いすぎ。

最終的に世界はアリかナシか、みたいなとこまで行くとは思わなかったよ。
「ぐはっ…強姦萌え～」とか、言ってる私が恥ずかしくなっちゃうから！自重！18禁でこーいう壮大なストーリーは自重してお願い！
何気に精神グリグリえぐる、えげつないセリフも多くて疲労しました。特にユーリルート。
これで超絶鬱ENDとかあったら、病むな恐らく。

ただね、これはやった皆さんも同意してくれると思いますが、どんなに良くできたストーリーだとしても、ここまで1本道だとさすがに飽きます。
スキップ効かないのがうざかったー。

台詞がいいのでちょいちょい出てくるキャラ毎の台詞は聞くようにしてましたが、同内容はもう諦めてガンガン飛ばしましたね。
だからやっぱり後半の方はテンション低いままで攻略しちゃって、超残念な感じ。

同じシーンでも、それぞれのキャラが考えていることに「ああそうだったんだ、そんな気持ちで言ってたんだ」って納得出来たのは、一本道ならではだとは思うんですけどねー。

それでも、黄金竜召喚シーンでは、ちゃんと全キャラ感動させてもらいました。
あのBGMがやばい、「竜に向かって走れ」てやつ、あれが鳴った瞬間にどうしても鳥肌立っちまった。
演出も最高でしたねー、スチルが少ないことなんて全然気にならなかったよ。

そんな良シナリオでしたが、「眼福」とか「遮蔽物」とか「難物」とか、普段使わない単語が特に理由なく出てくるのが気になったなあ。
別に「目がしあわせ」「邪魔になる」「難しい」でいいじゃねーかよ。
あと「胸先三寸」使い過ぎ。

いやでも、とにかくですね、期待してなかったんですけど、濡れ場がすげぇ良かったんです。
これはもうホント好みの問題だと思うんですけど。
こんなにエロ突入が楽しみでしょうがなかったゲーム、初めてです。

なんというか、H中の空気感がやばい。

例えばマイマスとか、確かにエロい、エロいんですが、派手なだけっつーか、力技すぎるっつーか、AV見すぎた男のテクニックに「あーあ、分かってねぇなあ…」とマグロになってしまう女の気分つーか。
あ、キャラ萌えは別の話ですよ？純粋にエロシーンだけ抜き出した場合ですけども。

その点、このゲームのHは、派手ではないですけど、なんかすげぇリアル。
リアルなエロさがあるんです。
大変失礼なことを承知で申し上げますが、シナリオ書いてる人が「ちゃんと気持ちいいSEXいっぱいしてんだな」ていうのがビンビン来るつーか。

で、ライターさん調べてみたら「銀の冠碧の涙」の統括さんのお名前があるじゃないですか！
やってない方には分からないお話なので申し訳ないんですが「銀の冠碧の涙」のエロシーン、私大好きでして。
特に棒名のね、「待って、もう一回イケるよ」のアレね、「年取った人のやり方なんだって」のアレね、アレ私の中で今のところベストなもんでね。あれはちょっと感動した。
ま、ただただ私のツボだっていう話なんですけども、結局。

最終的なまとめはこんな感じです。

第一印象→カルロス
最終的にベスト萌え→カルロス
ベストEND→ユーリ
エロがやべぇ→カルロス

……カルロス先輩の色気に惨敗 orz

ただ、ベスト萌えはアキトとカルロスでもう悩んで悩んで悩みまくりまして。
私がどっちを選んだところで世界に1ミクロンも影響を与えないのは分かってる上、こんだけ真剣に悩んでる私がすごくキモいんですけど、これは己との闘いですから！乙女のプライドですから！

アキトは1週目だったし、他キャラルートでもデレやがるので、もうやられっぱなしだったんですよね～。
「必死でガッついてくる弟」なんて、こんなの私のど真ん中以外の何物でもないですから。受けとめる、全力で。
でもなんか思い入れの違い、というか同情心による愛おしさで、いわば「こいつと付き合いたい」とは違うかなーと。

んなわけで、先輩です。
先輩とは確実に付き合いたい
これです、決め手は。
やっぱ萌えの原点は「私の男になりやがれこの野郎」ですから！

ルートだと、これは文句なしでユーリルートですね。
確かに、アキトルートは本筋が1番際立ってるんだと思います、正当かつ矛盾無し。
アキトの父親とユメの母親が越えられなかった「家族の線引き」を、残った子供たちが越えて行くってのは、本当にグッときました。

ただ、アキトはカルロスルートで言い放った「……ユメのいない世界に、用はないよ」の通り、とにかくユメが1番大事なんですよね。それだけ。
この気持ちは、最初から最後まで決してぶれない。
だから、世界が滅ぶことになっても、友達を裏切ることになっても、「ユメを助ける」という選択をするのに、葛藤が少ない。理由を必要としない。
しかもたぶんすごく幸せな事なんですよね、アキトにとってこの選択は。
これだけ自分の気持ちに素直になれて、気持ちいいんですよね。

でもユーリは、最後の最後まで悩むし、理由が見つからなくて絶望する。
カルロスもソイもゲルハルトも、もちろん悩みますけど、ユーリの選択は重い。重すぎるよ。
「ユメと滅びたい」という一度選んだ答えと、むしろよく最後まで戦えたなあと思います。
ユーリはホント強い。

んなわけで、これ良作！
FDも2作目も絶対買います。

次はどうしようかなー。
「銀の冠碧の涙」を思い出したところで、アロマリエさんのデビュー作「月ノ光 太陽ノ影」でもやりましょうか。名作と名高いですもんねー。

宜しかったら引き続きお付き合いくださいませー。

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