では3人目、天才テロリスト(金髪)ことフェリクス・ジョフロワまいります。
生き別れた弟希望(無謀)
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
誠士郎オライオン、と相当色っぽいキャラを抑えてこのブッチギリな色気。
大人と子どものちょうど中間くらいっていう、すごく微妙な年頃の描写が秀逸です、正直もうたまらんです。
「今まで、誰にも頼れなくて……仲間のことも、僕が守らなきゃって……」
と、その年頃ならではな強弱を見せつけた挙句のこれ。
「なんでだろう。自分でもよくわかんないんだけど、トモエに触ってると、なんか楽しいんだよね」
無垢過ぎる(*´Д`)ハァハァ
お前これ18禁だよ!騙されて出演しちゃってるんじゃないの大丈夫!?ってお姉さん鼻息荒げながらワッショイワッショイしてしまいました。
(……私は意識なんか、しないわよ)
ってトモエが頑なになってしまう気持ちもよく分かる。
こいつ相手に一回崩れたら底まで転がること必至ですなあ。抗えない、これは絶対に抗えない。
「じゃあ、トモエはどんな時に人を好きになるの?」
「じゃあ、どんな人なら好きになるの?」
「これが終わったら……誰かと恋愛、するの?」
というものすごく遠回しな愛情表現に、
(無意識……無意識なの?)
ってトモエがキョドってしまう気持ちも非常によく分かりました。年下オソロシス。
とにかくトモエを女だと意識してからのフェリクスは常時可愛い。
いつ色恋に変わるんだこれ…!っていうwktkがものすごかったです。
やべえ、これは突入萌えが尋常じゃなさそう…と腹をくくったところで、全然聞いてないのに
「確かに僕は童貞だし、女の人と付き合った経験もないよ!」
とフェリクス自ら報告してくれるんですが(一人ラブホで)、これここで
自慰があれば完璧だったな…(´・ω・`)
せっかく童貞がベッドの上で悶々としてんのに、そのエネルギーを無駄に散らすなんてもったいないオバケが行列作るレベルでもったいないです。
と憤慨してたらまさかの誠士郎登場に私の期待は最高潮。
てっきりトモエが折れるパターンかと思ったら、フェリクスが頑張るパターンなのこれ!?まじで!?しかもそのきっかけが誠士郎て!!!
「次はなにか、労働に見合うご褒美を頂きたいものですね」
「じゃあ、キスでもしてあげるわよ」
という眼鏡スーツ(公安)との余裕溢れるVS(ここに来てまで誠士郎のキスシーンはエロいってどういうことですか)に煽られて
「……まだ、僕のこと子供だと思ってる?こういう距離にいても、安全だって」
マスタアアアアアア(萌)
とまだまだ我慢するトモエよりだいぶ早めに股が緩んだところで、濡れ場トークまいります。
「なら教えるよ。トモエが言う通り僕は童貞だから、伸び代がたくさんあるよ。自分で言うのもなんだけど、天才だからすぐに覚える」
かつてここまで堂々とした童貞が乙女にいただろうか、いやいない。
「だって、やばい……。キスがこんなに、気持ち良いなんて……」
という、モニターを見つめる私の顔のキモさも最高にやばいことになったザDT台詞から始まった彼の濡れ場ですが、乳首(男の)攻めがやってきた時点で「いよいよ本気の女攻めが来てくれましたか…さて」と隠居したレジェンドみたいな心持ちになっていたんですけども、そうだったね、フェリクスは天才だったね、伸び代たくさんあるんだったね。
成長スピード、秒速1キロは出てます
早すぎるよ!早すぎて見えないよ!天才にも程があるよ!
大人2人の濡れ場トークが非常に洗練されてたので、このテンションで童貞相手だとどうなるんだろう…って実はすっごいワクワクしてたんです。
「これって……もう濡れてる、のかな」など逐一確認・報告しちゃう、なかなか入らなくて「えっと、ごめん……」、などなどが逆に刺激や焦らしになって…、という童貞あるあるプレイではありましたが、最終的に
「ね。こう……が、好き……?」
「はあ、それとも……こう?」
「ははっ……、こっち、か」
こんな童貞、断じて私は認めぬッ(息絶え絶えで)
ただ
「逃げないで、初めての僕に教えてよ……。ねえ、もしかしていきそうなの……?」
には軽く吐血しました。初めてだということさえプレイに利用しやがって天才め…。
確かに童貞度は低めかもしれませんが、フェリクスの色気を支える「かすかに震え声」を十分堪能出来たのでもういいわ。囁く声がえっろいわ。
事後も大人2人に比べてまだまだピロートークに重点置けてない感じがすごく良かったです。やっぱ童貞の嫉妬は毎度可愛い。
台詞はこの辺がかすかに震えてます。
「きれいだ……」
「今僕を殺して、何か得があるの?」
「むかつく。いつか絶対に大人の男だって言わせてやる」
「っ、もし僕が、ここに残ってって言ったら……おねーさんは、考えてくれる?」
「トモエになにする気だよ」
「眠れるかな……」
「僕が年下だから、逃げるの?」
「それ、だめだって……」
「ふーん……『なんで?』」
「入れるよ……」
「好きだよ、トモエ。好きすぎて、本当に頭おかしくなりそう」
「僕達、もう恋人だよね?」
「だから抱く前に確認したじゃん?すっごいしつこいけど、いいのって」
「うん、だからさ……浮気は駄目だからね?」
誠士郎ともですが、男が頭担当、女が力担当のカップルって可愛いなー
いやー今回「童貞」ってめっちゃ書いたなーー