音声作品ですが、当記事は同梱ゲームの感想です。
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「Monochrome Wizard~黒の讃歌、白の鎮魂歌~」の感想一覧はこちら
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
あっちとは少々タイプが違いますが、
こっちのヒロインも不遇ですなあ…
早く救われてくれと願うばかり。
転生した先にはこれまた大変いい男、しかも皇帝だそうで。
彼女を当然自分のものだと思っているらしく、
「早速、子作りを始めようか」
ダミヘ愛してる♡
優しくて甘くて美しい俺様の近距離囁き、最高だよこんなの最高でしかないよ。私もピンポイントでバルド様の腕の中に落ちたいよ。
過去絡みで子どもを産むのが嫌な主人公と、愛以外ならばなんでもくれてやると宣う皇帝。
そんな未熟で孤独な彼らが愛の本質を知る物語です。
「守るべきものを絶対に守りたい」という共通する願いを軸にして心を重ねていく過程と結果が、とても温かくて切なくて泣けました。
ともかく、バルド様の素晴らしさよ
めちゃめちゃ包まれたし、めちゃめちゃ癒やされたわ。
ヒロインも可愛らしさと気高さが共存してる感じがとても良いです。上手く言えないんですけど、その手に抱えられる量が多いですね彼女は。
皇帝と皇后というポジションにも全く負けてないベストカップル。安定感あるし、すごく素敵な2人でした。
濡れ場の方でも、ハイスペ皇帝がそのとてつもない包容力を駆使して甘く優しく時には強引に攻めてくれるんですけどね?ちょっと聞いてくれるかな???
素股、手コキ、長い射精っていう
私の性癖が3つも来やがったんだよ!!!
これらがまとめて!175分の中に!!コスパが良すぎて良すぎるよ!!!
まず性癖その1「素股」からご紹介したいんですが、
「なあ、少し、頼みがあるのだが……入れないから、後ろを向いてくれないか」
「本当に入れない」
「少しの間……ここを、借りるぞ」
からのレンタル素股です。なにそのお願い超好き。
「本当に入れない」が切羽詰まってるのが特に性癖。
バルド様はしっかり上から攻めつつもちゃんと興奮してくれるのが最高にエロいんですよ。
続く性癖その2「手コキ」、これもさあ。
「では……こうして、握っていてくれ。私は上から握って……はぁ、上下に動かすから、お前は何もしないでいい」
は???クッソ萌えるんですけど?????
この完全に受け身な手コキ、ってもうドンピシャすぎて素晴らしすぎて。こんなのほぼバルド様のオナニーじゃないですか!!!
最後の性癖その3「長い射精」ですが、試練を乗り越えてようやく結ばれた末にふさわしいとどめ萌えでした。
そもそも、「素股」「手コキ」、と散々焦らされてるわけですよこっちも。
そこへようやくやって来てくれた、満を持しての初夜でございます。
優しすぎるバルド様が本気で寝ようとしたので一瞬暴れそうになりましたが、足から脇までくまなく舐められていよいよといったところで、
「んっ、ふふ、達しそうか?では……」
「しばし、おあずけだ。もう少し、お前の体に口づけたい」
「ふふ、そうだな、辛そうだから――」
「一旦、やめてやろう」
「今度こそ、達しそうか……?くく、そうかそうか……」
「では少し、休憩するとしよう」
バルド様おいいいいいいいいいいいい
はよ挿れろやあああああああああああああああ
と、結局大暴れするはめに。
ただこの焦らしに焦らされる寸止めに続くのが、
「そうだ。試しに、私のものを入れられる想像で、達してみろ」
「下に触れられないまま、乳首だけで……達してしまえ」
あ、そういうやつ…?
それならまあ…でもお前それで早かったりしたら許さんからな……と恨み節を吐ききる前に
「存分に、おかしくなるといい。よがり狂い、よい声で鳴いてくれ……」
でヒイイイイイとなりました。
ごめんなさい、強がっただけです。私が悪かったです。
その上、
「まだ、ぜんぶじゃない……?」
知ってた!
アレがアレだから巨根だと知ってたよ!!
そんな約束された巨根がすごく情熱的な良い濡れ場の最後の最後で言ってくれるのが
「っ、く……!まだ、出てる……、動くな」
です。
正直感動した。マジで焦らされた甲斐あったなって思った。
モノエンにありがとう、EDは2つ。
「遙か未来のアナタへ」
乳首でイケる聖女END
「新たなる物語へ」
なるほどEND。
モノウィザに続いてまたしても本筋に触れないようにしたぼんやり感想ですが、ストーリーもとても良かったです。
王道な展開ではあるんですが、直球で泣けるし、モノウィザよりだいぶ糖度が高め。親の罪を子が背負うって共通点もまた心憎くて、私はすごく好きです。
理屈を必要としない自己肯定、そして解放に至った瞬間、グッと来てしまいました。
またあっちのお話の回収も良く出来てまして、リラインを奪った意図とか、あの事件の真相とか、彼女の正体とか、なるほどなるほどがいっぱい。
モノウィザでは敵国として描かれたヴァラディス帝国ですが、知ればそれぞれに正義があるんですよねえ。
初代皇帝かその嫁が実は迷人だったりするんじゃないかな~なんて妄想も止まらない。設定厨にはたまらんですね。
ドラマCDの方も喘ぎがダイレクトに脳に来る感じがすごく良かったです。
またこの世界を舞台にした作品を出してくれたら嬉しいなーーー、勇者世代の話とか超読みたい。
いつまでもずっとお待ちしております。