「彼らの禁忌な隠しごと/須賀紀哉」の感想

あけましておめでとうございます!!!!!(2月)
今年初投稿は、「2023年はまさに弟の時代が幕開けた記念すべき年であった……」と晩年振り返れますように、という願いを込めてこちら!

須賀紀哉
chouchou (2020-12-25)
おすすめ度の平均:
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以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。

これ一人二役の双子物なんですけど、弟なんですよ!珍しくないですか!?
つまりは、ダブル姉呼びです
ヤダ!初戦に相応しい豪華さだわね!!!

奏音(僕/姉さん)、詞音(俺/姉ちゃん)という硬柔2タイプの弟と三人暮らし。
ご両親は海外にお住まいとのことで、毎度我らのためにお手数かけます。

ただ、詞音が奏音に殴られるところから始まる上、ま~~~ギスギスしてるわけ。
それにも理由がありまして、いきなり(マジでいきなり)独占欲滲ませた詞音にキスされたのをきっかけに、こっち2人はもう付き合ってるんですよ。
奏音に隠れてヤること全部済ましちゃってるらしく、思い出話に花咲かしてるんですけど
待って、まずはそれを聞かせろ
近親が一線越える瞬間を描かないなら、幼馴染三人のルームシェアと変わらなくない!?
と、私の不安はジワジワ広がりつつも、二年越しで「姉ちゃん」から「姉貴」に呼称が変わってることへ謹賀新年の舞。
1作品に姉呼び3種!幸先いいわね!めでたいめでたい!

詞音はコミュ力高めな、若干チャラみを感じさせてくれる優男で、「無理ぃ」とか「ねぇ、しよ」とかの甘える台詞がほんと可愛くてたまらんです。
恋人同士のゴム姦からなんだけど、なかなか心憎いプレイをしてくれるんですよ!!!

イク直前で寸止めしてゴム装着、前戯再開。
また、イク直前までな
いじわるじゃない
と諭してもう一回ギリギリまで責めるっていう、まあよくあるタイプかなと油断してたら
これが
挿れてすぐイクの、お前好きだろ?
という、大変計画的な焦らしプレイ。悪意が微塵もない。
約束通りワン突きでイカしてくれます。

この、理解られてる感よ。
俺もイクかと思った」って笑うのもすごい可愛いし、こんなんされたら弟じゃなくてもドハマリ一直線でしょ。ちょっと感動しちゃった私。

たださあ、喘ぎ中に「姉貴」とも「姉ちゃん」とも呼んでくれないんだけど!?なんで「お前」!!???
あくまで彼氏として振る舞いたいので「お前」らしいんだけど、
弟よ、弟としての矜持をしっかり持て

あまりの勿体なさに消沈してもうほぼ挫けそうになってたんですけど、翌日の奏音ガチギレ
汚い手で触るな!
でモチベが回復。
バレてんだよね、そりゃそうだよ、あんだけ喘いでんだもんひとつ屋根の下で。

案の定夜這いかけて、朦朧としてる姉にキスした奏音。
「詞音の部屋で」と言われて激昂、という流れですが
めちゃめちゃ無理がある
薬でも盛られてないと、これはさすがに気付くの遅すぎると思う。
ただ、「いやらしいよ、姉さん」に、挫折しなくてよかった~~~~~!!!と私は手を合わせました。

こっちは容赦なく生姦で、2発目はバック。
トラックまたいで寝バック挿入続行中に詞音の登場。
ここで……何して……
見ての通りセックスしてるんだ、僕と姉さんが
お待ちかねの修羅場ァかと思いきや、
ああ、今までみたいに奏音だけを仲間外れにはできないよな。俺だけがお前を独り占めってわけにはいかない、どうしたら……
どうしたらじゃねえよ!お前、そんな覚悟で姉呼びを封じたの!??と、私の憎悪が振り切ったところで、姉が辿り着いた答えは
二人とも大好きな弟
わかりゅぅぅぅぅぅ(牙が抜かれる音)

抜かれたのは詞音もだったみたいで、以降奏音が目の前で手を出しても黙認。
三人の行動原理が謎すぎるんだけど、姉が肯定してる上、「こうやって姉さんを抱いてる詞音を見るのも、僕はたまらなく興奮するんだ」と言われちゃったら、まあわざわざ波風立てることもないよな……って思うかもしれないね、詞音なら。思わんでいいと思うが。

最終的に、彼氏の矜持を捨て去ってくれたおかげで(なら最初から持つな)姉呼び解禁してくれた詞音は奏音の音頭で3Pへとなだれ込み、「姉さん」と「姉貴」の前後サンド&同時射精です。
至福~~~~~~
2人ともいちいちノーブラに言及するのなんなん?性癖?ってのも、二回乳首でイッたヒロインのことも、この瞬間許した。

吉野家の風紀が乱れまくってるのは明らかに姉のせいなんだけど、まあいわゆる女神なんですよ。
ただバドエンの予感がすごいです。
だって、僕とお前の手で姉さんがあんなに乱れて……楽しかったなあ……
ああ、大丈夫だよ詞音。僕はお前も大好きだから、お前のを掻き出したりなんてしない。このまま僕のを挿れるよ
って、確かに奏音は純粋に二人が好きなんだろうけど、やたら不安定でさあ。キャラが全然掴めないんだよな。
詞音の「姉貴……ごめん、何に謝ったらいいのか俺にも分かんないけど……、とにかくごめん……」って台詞がほんとこの物語の「何が何やら」って印象のド真ん中貫いてる。

姉と呼ばれた時点で自動的に『優』を押してしまう私でさえ評価に悩む作品でした。
とりあえず、弟2人の姉呼びサンドはめちゃめちゃ有り難いシチュなので、飢えてる同士は聞いてみてもいいと思う。
ただ、喘ぎに臨場感が全然無いのよ。
何が足りないんだろ……音圧…………?

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