黒金3人目、美容師・蓮井智臣まいります。
※ハ、ハサミ装備……
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
いくら乙女ゲーがファンタジーだとしても、
この出逢い方はありえないのではないかとwww
下手したら次の日から通学児童に保護者付き添うレベル。
後夜祭の時の教室での
「き、キャンプファイヤー、熱そうですね」
「ええ、そうですね」
「ご、ゴミとか全部……燃やしているみたいですね」
「ええ、そうですね」
この感じ、すごい可愛かったわあw
そのまま後ろから抱きしめられて
「ええ、本当ですよ。あなたはどの女性よりも魅力的です。僕はあなたが大好きです」
なんて言われちゃって、蓮井さんに男を感じてしまう流れに、クソ萌えました。
線が細い感じの男性に後ろから抱きしめられるっていいよねえ…。
で、黒いスポーツカーで学校の前まで迎えに来ちゃう蓮井さんにスーパー萌え。
当然のように現れた郁人への対応もちょっと強引でスマートな大人の男そのもの。
こんなこと連発されたら、この年頃の女子なんかビッショビショやろ!蓮井さん素敵抱いて転がして!!!
蓮井さんとは色んな所へデートに行けるんで楽しかったなー。
胸元に落ちた食べ物をペロリは、まあまあな萌えシチュだと思うんですが、どうしてこれケバブの方にしちゃったのwww せっかくイチゴのクレープ持ってるのにwwwww
まあこのペロリといい、跪いて足首にキスといい、真っ昼間の公園でやっててちょっと心配になりました。
私だったらガン見する。
そんなアザリア(※新幹線圏内なら通う)店主、蓮井さんのEDは8個!
「花言葉は幸福な愛」
True。イケメン大集合でますますアザリアに通いたいEND。
「通じあえた心」
Happy。風呂で立ちバックEND。
「抜け殻になったドール」
拘束監禁END。
「懐かしい声の乱入者」
郁人の救出に萌えEND。
「恐怖と嫌悪と快楽」
剃毛END。
「切れない髪」
郁人のお迎えに萌えEND。
「遅かった決断」
引きこもりアゲインEND。
「花の部屋で」
薬漬け貞操帯END。
で、肝心の病み具合なんですが、
「永遠の美……、決してかわらない…」
きたきたきたきた…!
独占欲突き抜けた系のお人形愛好家でした。
いきなりプッツンくるわけでなく、ふわっふわっと時折滲むその裏の顔。
今までの2人と違って、彼は最初の方から煽られる不安感がすごかったです。ヤンデレでした、これこそヤンデレへのハラハラ萌えでした。
というのも、彼は出会った時点でその要素抱えてるんですよね。そりゃ道中も危ういはずだわ。
でもこれなー、その情熱の対象が主人公の「容姿」ってのがちょっと萌えにくい要素ではあるなー。
彼が好きなのは私のパーツだけじゃないって主人公は言ってましたが、その論法だいぶ無理あると思うんだよなあ。
まあともかく、髪の毛わし掴みにされた上、自分似のマネキンが立ちまくってるの見た後で、もう一回部屋を訪ねるって、相当ハードル高いですよね。普通無理、どんなに好きでもこれは無理。
が、もちろん訪ねるわけですし、訪ねてエロいことしてもらうわけです。
しっかし、この時宝探しゲームで背中を押してくれる郁人には心から参ったぜ…。なんなのこの弟、なんでこんなイケメンなの。
『覚悟ができたら、オレの部屋へ来い』に、
全裸ダッシュするとこでした……
もうやめて!蓮井さんルートでこの萌え自重して!!!
弟への萌えをなんとか乗り越えて(私が)、異様な状況の中それでも必死に向き合おうとする主人公に向かって、いきなりコレ。
「いいでしょう、あなたが僕とこれ以上話を続けたいなら、今ここで生まれたままの姿になってください」
脱いだら脱いだで、
「はい、そこまでで結構です。あなたは僕のテストに合格しました」
いい!この不器用さがいい!この何一つ説明出来ない唐突かつ極端さこそヤンデレの魅力です!
蓮井さんは
「あなたは、ここにいなければならなくなった。…そう、今僕が決めました」
に代表される理不尽ギレがとても多いんで、そういうヤンデレに振り回されたい方には非常におすすめです。
そして今までにもうっすら感じてはいましたが
主人公の理解力が凄まじい
何の説明も無かったはずなのに、なんでこんな色々クリアしてんだ。ヤンデレに対しては割りと経験値積んでるはずの私でさえ、え、ちょ、もう少しご説明を…ってなってんのに、難なく最適解の返答しやがる彼女に頭が下がりました。この子何者なの。
と、思ったら
ただのドMだったわ
なんだお前も同志か。
さて、待ちに待った濡れ場一発目。やー濡れ場に辿り着くまでにアレコレ語りすぎちゃいましたね。
「今日は…、あなたを抱かせてください」
「キスをしてもいいでしょうか?」
「全て、…脱いでください」
す、すごい新鮮……!
もうこの時点で主人公は完全に調教されちゃってるんで、属性的には主従で間違いないんですが、け、敬語…!敬語で命令…!
「嫌いです、あなたなんて。…今から、めちゃくちゃに犯して…、あなたを傷つけ笑ってあげます」
で俄然テンションアップしたんですが、まさかのせつなエロでした。
彼は自分が病んでることを完璧に理解してるんで、今更ぶれたりなんて全くしないんですが、いざ葛藤してしまった時の本気度がめちゃ高い。彼の葛藤は完璧だったーーーー。葛藤萌えとして、この濡れ場の導入部分は最高に良かったです。
に対してBADエロなんですが、主人公がヤク中淫乱化、という非常にありきたりなものだった上に
蓮井さんもうちょっと頑張って…(´;ω;`)ブワッ
と早漏っぷりに全俺が泣きました。
もうひとつは挿入無しの刃物ちらつかせエロ。
これは股間がひやっとなる方のアレなんで、苦手な方は要注意かも。さすがに乙女でこっち系の完遂はないですが、想像しただけでイタタです。
そんな蓮井さんを真っ当な道へ戻してくれるのが主人公のこのセリフ。
「わかんない、わかんないけど……こういうのいらない……!いらないっ!」
UTMあたりの感想でも書いたと思うんですが、行間読めないヤンデレに唯一対抗できるのはこの強さですよね。
処女設定に全く心動かない私に改めて引きつつも、Trueの濡れ場は2人の気持ちが前向きで良かったです(半目で)
台詞はこの辺がヤンヤンデレてました。
「…少々、強引でしたか?」
「すみません、冗談がすぎました」
「いいえ、役得でしたから」
「あなたが好きです……」
「ではなぜ、いらっしゃらなかったのですか?教えて下さい」
「僕に恥をかかせないでください。ね?」
「……あまり、余計なことは言わなくていいよ。僕を愛するとだけ、言えばいい」
「どうしたら…、あなたは僕を諦めますか?」
「前ってなんだ!…今だって、僕なんだ!!」
「一緒に…、いて欲しい…。臆病で、どうしようもない男だけど…。一緒に…いたい、あなたと」
「慎重に僕はあなたを試しました。そして、今、手の中にいる。あなたは安心ですよね?」
「どうしたの?考えごとなどしてはいけないよ」
「ああ、やっぱり椅子を汚してしまいましたか」
「今日は…舌でイきますか?それとも…僕のでイきたいですか?」
「あなたに触れる口実が欲しかっただけ…、って言ったら怒りますか?」
「あなたに泣かれると…、僕はとても悲しい」
「僕は作品が作りたかったのか…、それともあなたに喜んでもらいたかったのか…」
「…でも、見ていて欲しい」
「僕も今、あなたに許可を取ろうとして、とても照れる言葉だと思いました」
その中でもこの変化球がピカ一。
「お嬢様、それは褒め言葉として受け取って宜しいですか?」
ま、まさかここで執事萌えが出来るとは…!
いやあ蓮井さんはヤンデレ属性自体が他キャラに比べて頭ひとつ分くらいレベル高いかと。
裏切られませんし、心底病んでます。
先生も良かったけど、総合点では彼が1番ヤンデレ好きの方におすすめだなー。