なんだかものすごく間が開いてしまい違和感がパないですが、蝶毒・黒金ちゃんと終わらせますので何卒もうしばらくお付き合い下さいませ…！m(_ _)m

蝶毒2発目、瑞人お兄様まいります。

あああああ、
このお兄様にかいていただきたい！汗を！！！

以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。

登場から場末のピンク映画館にかかってそうなキャッチコピー（例：危うい兄妹、禁断の情艶地獄）を堂々背負いまくってる瑞人お兄様。
ザ・頽廃、ここに極まっております。
辿り着く先が地獄だろうが天国だろうが日活ロマンポルノだろうが、このお兄様と一緒ならばどこでもいいですけどね。

私「頭の良いイケメン2人の口喧嘩」が大好きなもので、瑞人VS斯波には終始顔が緩みっぱなしでございました。
抱き合ってる兄妹を見てしまった時のですね、
（顔を赤くした百合子を見て、斯波はなぜか、どこかほっとしたような表情をした。）
にて、
斯波さんに再萌えふおおお━(゜∀゜)━!
斯波さん…あんたどこまでいい男なんだ……。

この2人のやりとりが、上記のような強大な萌えと共に
あれ、おにーさまってわりとオス…？
っていう印象ももたらしてくれまして。
確かに柳や水の如しに見えますが、実は芯の強い、漢らしい漢なんじゃないかと、そんな面をうっすら感じさせてくれたわけです。たぶん全然ダメじゃないじゃん、この人。
そんなほのかな雄具合を感じるにつれ、私の期待度もガンガン上昇致しました。

それにしても、酔っ払ったお兄様の色気が壮絶。
けしからん、これはけしからん。
からの、血は繋がってないカミングアウト。
ああ、正直言うと
繋がっててほしかったああああああ（ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
という、私のダメ脳から沸き上がるダメ願望は置いておきまして、なんとこのお兄様、意外とガードが固いんですわ。

ガートが固いといいますか、思ってたより理性が強い。
嫉妬したり、髪洗ったり、抱きしめたり、何ら悪びれることなく妹への性欲を露わにするわりには、最後の一線が結構太い。
カミングアウト後とりあえずその着物脱いでくれんだろ、と余裕ぶっこいてた私が甘かったです。
「さあ、そろそろ帰ろうか。」と言った瑞人に、
……お兄様嘘でしょ！？
と縋り付きそうになってしまいました。

しかも必死に堪えてる描写がないんで、普段通り理性の決壊をいまかいまかと待っている此方側の気持ちのやり場がありません。
この感じがまためちゃめちゃエロいです。
花街で毒抜きしてもらってるからだろうなーと思い至るあたりで、小桃とのあれやこれやへ妄想がそれは美しく羽ばたきまして、一粒で6度位は美味しいです。

いやあ、でもやっぱ兄なんだなあ。
これ弟の場合は、決壊して暴走して強姦コース（※何度も言いますが大好物）で間違いないところ、兄はちゃんと我慢できるんですね。ちゃんと妹の気持ちを優先できるからこその兄なわけだなあ。弟だったら誰を選ぶかの選択肢なんて、絶対にさせてくれないですからね。
で、結局暴走しかけたのは妹の方っていう。
そりゃこんだけ色気小出しにされた上、毒抜き手段がない妹はすぐ沸点達するわ、これはもうしょうがない、無理無理。

で、決壊を経ることなく妹からの歩み寄りで彼女を手に入れたお兄様との
「本当に、僕は悪い兄だ……」
から始まるエロ一発目ですが、
ド甘無双です
やべえーーーー！！！これはやべえ！！！
お兄様がこの糖度はめちゃくちゃやべえぞーーーーー！！！！！

濡れ場自体は充実の内容ですし満足度は高いんですが、花街遊び＆男娼経験と完璧なるテクニシャン設定ながら、いまいちその設定が実感出来なかったのが残念ー。さ、さすがです…って唸らざるをえない超絶技を繰り出してもらいたかったです。
最初から最後まで優しくて甘いのはまあいいとして、せっかくの背徳感も若干中途半端な感じだったなあ。お互い両想いとなってからは超えるハードル特に無いですしね。でもやっぱり外で手繋いだりしちゃダメだと思うんですよ。
個人的には不発で終わった路上アオカンにぜひとも来てもらいたかった…。

ただもうお兄様はこれで結果オーライ、
イク寸前の喘ぎが神でした。

平井さんはほんとこういう柔らかい濡れ場と
「お前は、僕に秘密にしていたんだね？」
「何を？」
「僕を……行かせたくなかったの？」
みたいな、目が笑ってない感じの演技が素晴らしいですよね、この3連発ハラハラしたわああああ。

そんなどうしても（ヤンデレ…見たい……）と呟いてしまいがちなお兄様のEDは5つ。

「夜色の髪」
ma petite princesse…END。

「つがいの蝶に」
心中END。

「蔵の中で」
現実逃避中出しEND。

「秘密の共犯者」
心から感謝申し上げたいEND。

「空虚な明日」
真珠END。

いやもう正直、お兄様自体はすごく素敵だけど、エロがちょっと滾れなかったなあ…と残念な気持ちでいっぱいだったんですが、
ごめん！忘れてた！！！斯波ルートで目の当たりにしたのにもうすっかり忘れてた！！！！！

BADエロが素晴らしすぎて吐血。

秀雄が乱入して来た時点で、あら？もしかして3P来ちゃったのかしら…？と生暖かい期待（よく裏切られるので最近弁えてます）を抱いたところ、
おいおいおい、3Pきちゃったどころか
とんでもなく素晴らしい3P来ちゃってました！

秀雄（※童貞）を拘束、
薬使いつつの、
二輪挿し。
やべえな！これ思いっきり字余りだけど3行にするレベルの3Pきちゃったわ！！！
もちろん潮だって吹いちゃうよ！！！

やっぱお兄様こっちだわああああ。
つかこのゲームのBADエロ、レベル高すぎて幸せエンディングが軽く吹っ飛んじゃうんですけど、なにこれすごい。
滾るどころではない、えっマジでえっこの上まさかえっえっ、ってとりあえず思いつくことの8割全部やってくれますんで、他ルートの濡れ場でたまった欲求不満が全て回収。
（あ、残りの2割はむしろレベルが低すぎてアロマリエさんに敵が増えるであろう内容なんで回収してくれなくて全然大丈夫です。）

セリフはこの辺り、色気が匂い立って酔いそうでした。

「しっかりおし、百合子……」
「……僕にはまだ、妹が必要なんだ」
「ねえ、だめかい？百合子」
「それじゃ……お前が、僕を慰めてくれるの？あの女たちのように？」
「……やはり、僕はお前がいいなあ」
「僕は、辛いんだよ」
「試してみようよ」
「お前を……誰にも、渡したくないよ……」
「……分かっているよ。お前が何もかも初めてだということは……」
「約束して……僕以外の男に抱かれないと……僕だけのものになると、約束して……！」
「僕は知っていたんだよ……お前の気持ちが、まだ恋なんかじゃないって……」
「早く……お前と、どこか遠いところに行きたい」
「ん……、あぁ……いったね……」
「……中に出しても、いい……？」
「これは……神様がくれた最も優しい結末だったのかもしれないね」
「ほら……どうしたの？お前は妹なんだから、お兄様に甘えたっていいんだよ？」
「あはは！気になってきたかな？秀雄君……でも、君のそんな汚くて臭い部分を、君の大好きな女性が舐めてくれているんだよ……？」

2人攻略したところで、残りルートのBADもますます楽しみになったなあー。特に藤田。藤田のBAD凶悪そうヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
燃えてる屋敷の前で立ち話がなげえな！
ってのも一応突っ込んでおこう、一応ね。

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