魔性眼鏡も最後の攻略キャラ。童貞の国の皇帝・童帝まいります。
あだ名はチェリー
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
性愛を嫌悪する潔癖王子(名前は童帝)を籠絡して色々エロいことしてもらうって、
こんなに楽しいことそうそうある?
ただ生還率的にはシードルの国より俄然やばそうな感じの設定でして、
セックスしたら死刑
ってマジか。そんなこと言ったらこのブログなんて無罪だったことないんですけど…。果たして何回刑死すれば許されるのだろうか…。
そんな、皆様が丸腰で踏破するには危険すぎる国の王子、童帝のEDは2つ。
「お星さまの目印」
サンタと再会END。
「楽園」
腸出し3PEND。
彼はもうとにかく出会いからはちゃめちゃに可愛いかったんですけど、ティンクさんがまた素晴らしい提案をしてくれまして、同じ部屋に住むことになってしまうのですよ。もちろんベッドは1つです。
童貞王子と処女が毎夜同衾
こんなに楽しいことそうそうあるっっ???ねえよっっっ!!!
ピーチもシードルも同居といえば同居なんですけど、彼らは離れと城の別室だったので、いわゆる同居は来ないのかなと諦めてたんですよねえ。
まさかスケベな関係になる前の同棲、を最後の最後で楽しめるとは…。大好物摂取させて頂きました。
やっぱり眼鏡主人公が童貞引きずり落とす流れになるのかなー、と底が浅い予想はもれなく外れまして、淫乱化オプション付きの眼鏡をまさかまさかの
童帝がかけた…(机に突っ伏して号泣)
こっちか!こっちで来るのか!ここで活きてくるのか!なにこれ期待度めっちゃ高い!!!すごい!
もうこっからは大変でした(私の満たされ度が)
眼鏡verの童帝様が素晴らしすぎた
M向けって言ったって、痛いことはしない鬼畜とかキスが優しいドSとか、それなりに逃げ道残してくれることが多いんですけど、今回ばかりはマジで容赦ない。
「暴れんな」
のドスの効いた低音から始まりまして、
「なに泣いてんだよ。誰が泣いていいっつった?」
でたたまれつつ、口を無理やりこじ開けられて、
「くわえて、舐めろ」
スーパードM向けシチュきたぞおおおおおお
敬語がデフォルトの年下にタメ語で命令されると問答無用で萌えちゃうので、ほんとこういうのに心から弱い。
「締めろっつってんだよ……」
「お前やる気あんのかよ!」
と無事怒鳴られまして、満たされ度も最高潮。
髪は掴まれるわ、感じたついでに腰は揺すられるわ、主人公はちゃんとオエオエ言ってるわで、感涙にむせぶ私へ容赦なき一撃。
(唇に当たる陰毛や顎に打ちつけられる睾丸から、もわっとした雄の匂いと体温がたちのぼる。)
顎に!打ちつけられる!睾丸…!!!
ほんと今からでも遅くないから、ピーチとシードルも眼鏡かけてみて欲しい…。眼鏡verの2人も超見たい…。顎に睾丸打ちつけてほしい…。
と久しぶりにM心が煽られるシチュの余韻に浸っていたら、性愛を憎む理由が明らかになりまして。
童帝様がものすごく凹んでる上に、その理由もなかなかに重くて、「睾丸ビタンビタンにはしゃいだりして正直すまんかった」という気持ちでいっぱいに。
よりによって穴があったら入れたいお年頃の体でこの葛藤はさぞ辛かろう。
父と同じことをした自分を、母と同じく許してしてしまいそうな主人公を前に、「……何考えてんですか」と言ってしまう童帝が切ないなあ。複雑だよなあこれ。
ただ割と吹っ切れるのも早くて、そういうところも彼らしくて可愛いんですけど、頑張ろう同盟を組んだ後の可愛さがもう尋常じゃなくてですね。
「ごろごろ2回転、やってみます」
「……あの」
「3回転目、していいですか」
ああああああああああ(刑死)
手握って寝るだけでなにこのキュン度。なにこの落差。
さっきビタンビタンしてたの確かにこの2人だっけ?と久しぶりに味わうこの感じに戸惑っていたら
「好き、です!」
ええええええええええ(刑死)
その後に続く、キス音にびっくりして唇離しちゃうナイスDTとか、がっついてしまい「俺が変なのかな。……あなたも、そうなりますか」と聞いちゃうナイスDTとか、が普通に全年齢萌えで、あれ?18禁だよね?大丈夫だよね?と謎の焦燥感&確認作業を挟みつつ、
「こういう関係になったら……普通、下の名前で呼び合うんじゃないですか」
(童帝くんと呼ぶのに慣れてしまったせいか、和真くんと呼ぶのがなんだか恥ずかしい。)
いや、それはねーだろwww
あぶねえ今なんか淡い夢見てた気がするわ、自分のツッコミで目醒めたけど紛れもなく18禁だったわ。
紛れもなく18禁なので、
「次……なんですけど」
「は、裸になってもらってもいいですか」
という挙動がいちいち可愛い導入経由で濡れ場もちゃんと来たのですが、
「この……濡れてるところですか」
「抜いた方がいいですか」
「もっと……奥、入りそうなんですけど、入れても平気ですか」
「……あ、2本目、入りそう」
童貞の皮を被った天然攻め
もう無理こういうのやめろ死ぬ。
しかもコーラぶっかけプレイって初めて出会いました、「俺、炭酸飲めないんです」がここに繋がるとは感無量。
挿入自体も、処女と童貞で恐る恐るゆっくり進めるので
「俺の……半分だけ、入ってますね。ちょっと見える」
こういうスローな感じが余計エロかった。
「痛いんで……、そろそろ、いいですか」
「俺も、気持ちよくなりたいです」
って臆せず言えちゃう、全然照れない童貞も新鮮で可愛いし、
「……っ……はぁ……ま、まだ、動かないで、ね……」
「は、い……っ」
で結局動いちゃう童貞なんて可愛さしかない。ほんとただただ可愛い。
そんな可愛さ100%にこのゲームのBADを味わせるのは気が引けるんですが、オウジ様との濡れ場がとうとうきちゃったんでここで急停止は不可能なんだ、和真くん申し訳ないけど許してほしい。
「もっと声を出して、僕に聞かせて。喉がつぶれるほど……」
がドエロくてネジが緩んだせいもあるんですけど、ショタを回避して今なんでこうなってるんだっけ…?と状況がイマイチ飲み込めず。なんかおいしそうな場面を嗅ぎつけて登場する人、という認識でいいのかな…?
そんな私以上に気配に敏感な彼ですが、
「じゃあ……特別に、かけてあげようか」
(まるでそこらの木の根に放尿するように、私の顔に向かって精を吐き出した。)
こんな事務的に顔射する王子様がかつていただろうか
最終的に、
「僕の精子が美しく髪に絡みついて……ティアラみたいだ」
プリンセスの証=ティアラ=精子
っていう強烈なイコール叩きつけられたんですけど、もう私ティアラのこと性的な目でしか見れないんですけど、来週舞浜行く予定なのに何てことしてくれるんだこの人…と再度頭を抱えるはめになりました。オウジ様レベルたけえ。
煽るだけ煽ってオウジ様はフェードアウトし、残った和真くんのBAD濡れ場。
攻め側での「言うことを聞け」で案の定転がったんですが、やっぱり彼はギリッギリのところで父への憎悪が勝ってしまうのか、鬼畜にはなりきれないんですよね、可愛いよなあ…。
でまんまと攻守交代、和真くんは
貞操帯装備で射精禁止という地獄中
ああもう毎度おしおきが的確…。にじむ涙と震える声がエロすぎる……。
よりによって主人公は鍵を飲み込んじゃったため、えっこれまさかスカトロまであるの?と覚悟したところ、和真くんにはそんな悠長に待てる程余裕がなかった様子。
「吐けっつってんだろクソ女!」
にクソ萌えてたら、またおいしそうな場面を嗅ぎつけたオウジ様の登場。正直嫌な予感しかしねえ。
やっぱりすげえ3Pきたぞ…
内臓まあまあ出てる状態で3Pってすごくない?この状態でイッたらもうちょっと出ちゃうんじゃないだろうか。
主人公がそろそろ出血性ショックで死にそうな以外は、
「姫、キスしてくれないなら抜いちゃうよ。ほら」
「僕のと……彼の、どちらが好き?」
みたいな台詞満載の、普通に萌える王道3Pなのが草。
でもこれ
「そう。お腹にもうひとつ膣があると思えばいい。きっと気に入るはずさ」
というオウジ様の言葉どおり、もう一つ穴が増えたねレベルには魔法的なアレで痛くないみたいだし、3人は能天気に唇の奪い合いしてるし、シードルのBADに比べたら硬さがある分ちゃんと気持ちよさそうではあります。私はスカトロよりだいぶ好き。
それにしても、手刀で腹裂きってオウジ様まじで何者やねん…クロロかよ…。
そんな団長登場に忘れそうになってましたが、童帝様の台詞はこのへん童貞の国の皇帝。
「夢中じゃない。かれんちゃ……、この人を処刑した後にやろうと思ってたのに」
「くそ、なんだこれ……」
「……すみま……した」
「俺はこっちをもらいます。綺麗な方はあなたがつければいい」
「キスで……こんな風になるんですか」
「これは連行なので。セーフです」
「じゃあ、俺が暴走するとか?あなたが俺にしたように」
「次はどうすればいいか、わかるよな」
「もっ、と……あ……もっと、それ……やって……」
「花もいいですけど、花をプレゼントした人のことも構ってください」
「キス、しても……いい、流れですよね。これって」
「……すみません、がっついて」
「今日から、陣地とか……廃止するので」
「だから……、ベッド、広く使ってください」
「まだ余裕ありますよ」
「……しゃべれなくなっちゃってます」
「俺を、見て」
「はい。いい子にしていました」
童帝様はすごく可愛かったんですが、その名の通りキングオブ童貞の称号を与えるには、早さと連発が足りなかったなあ…。
キレる程射精したかった割にはまあまあ腰振れてるし、貞操帯外した瞬間に1発、挿れるまでにもう1発くらいの余裕の無さが欲しかったです。童貞の禁欲なんてめちゃめちゃ美味しいのに、BADで使っちゃうのは勿体ないよう。
18禁乙女界の童貞はエース揃いなので、どうしても審査が厳しくなってしまうんですよねえ…、これは贅沢な悩みだわ。