凍時編・山那学園編・誠編を全て購入するともらえる連動購入特典、凍時さんと和解する追加シナリオのさっくり感想です。
それにしてもDuskさんの手厚さは相変わらず半端ねえなあああ。
以下ネタバレ含みます、ご注意下さい。
EDは既定ルートとIFルートの2つ。
1度だけ選択肢を選ぶんですが、世界線の分岐が「凍時さん」と呼ぶか「凍時」と呼ぶかで決まるっていう。
もう私ここに死ぬほどグッと来てしまって……
この先60年を懸けた選択だって、そんなもんなんだよな……。
どんな経緯でヒロインが彼を許すことになるのか、全然想像出来なかったんですが、なるほどなあ。
打算的な同情が発端、確かにこの強く優しく賢いヒロインが取りそうな手段ではある。
誤解を恐れず身も蓋もない言い方をすると、監禁婚だって所詮は大人同士の恋愛ゲームなんですわ。
竹を割ったような分かりやすい感情の交換ならそれこそ他のタイトルで幾らでも味わえるし、この舞台のこの関係で、これからも傍にいるためには愛の形を明確にしなければいけないなんて、誰にも求められてないんですよね。
実際許さず許されないままでもこの2人は夫婦として生きて、あのエンディングを迎えるわけですし。
それなのに、抱える気持ちを少しでも見極めようとするヒロインの姿をここで改めて描いてくれて、そして辿り着くのが家族としての愛というのも、これ以上でもこれ以下でもダメな、これこそ監禁婚で出来る最大限のハッピーエンドだな、って感じ入りました。ベターではなくベストです。
最後の最後に全てを帳消しにするような69からのゴム無しバック抜かず2連発、いやあああこれはマジで感慨深かった。
2人の一言一句が染みる。
相変わらずめちゃめちゃ喘ぐし、ところどころでしっかりキモいのもさすがだし、まさか夫人から(気持ちよすぎて馬鹿になる。)なんて言葉が出るとは驚きでした。
監禁婚は現代物なんだけど現代の匂いが全然しないというか、年代不詳なんですよ。登場人物の服装や使う言葉のせいなのかな、10年前・20年前の話って言われても違和感ないような。
ただ令和にアップデートされてないその感じがものすごく世界観に合っていて、ちょうど良いんだよなあ。
このシリーズって一見尖っているようにみえるけど、テーマはとても普遍的なんですよね、だからこそかもしれない。
愛すべき往年の作品達と同じく、これからも世代問わず末永く愛される予感がします。
凍時さん、良かったね。本当に良かったね。
とっても貴方様の表現に感動しました。
素敵な気分になりました♪
>ゆめ、さん
嬉しいコメントありがとうございます。
監禁婚は爽やかな感動と幸せな気持ちをくれるゲームでしたね、終わってしまったのが寂しいです~~~。