では続けて2人目、褐色肉食系(胸筋)ことオライオン・ドレッドノートまいります。
まさかの童貞…?(疑心暗鬼)
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
誠士郎に続きまして、こちらの共闘ペアへも尋常じゃないカプ萌え。
何度も言いますが「殺さなきゃいけない程の相手なのに好きになっちゃう」てのがわたくし大好きでしてッ!!!
確かにオライオンも自分を殺しに来たはずなんですが、別にトモエが憎いわけでも大義名分があるわけでもないので、越えるべきハードルは無いにも等しいんですよねえ。本人もすんなり許しちゃってるし。
登場から思いっきり期待させられたんでこれはちょっと残念でしたが、
「ここで土下座したら踏んであげるわよ、さあどうぞ。赦すかどうかは別だけど」
と言う男前がカッコ良かったんでオーライオーライ。
そんな彼女がおとなしく「お嬢ちゃん」と呼ばれてるたびに萌えました。
いわゆる「何かを隠してるキャラ」ですが、残念ながら性格上・性癖上での裏表はありません。
こいつ裏ないよ、ってのが序盤からもうすごく伝わってくるのがまた微笑ましくって。可愛いんだわこれが。
特にふと見つめ合っちゃった時のコレ。
(時間にして少しの間だったはずなのに、酷く長い気がして――その視線を逸らしたのはオライオンだった。
小さく舌打ちする。
多分、何故自分が逸らしてしまったのかと思ったのだろう。)
その風体で何してんだお前ら
肉感的な2人が鼻撫でたり額ツンツンしたり、イチャイチャまでもいかない軽ーいスキンシップが余計やらしかったです。
誠士郎ルートと違って、こちらはどちらかというとトモエの方が振り回されてた印象だなあ。
「俺の事が気になってしょうがなくなるぞ」って言われて、結局まんまとそうなってるのがすごく可愛かった。
仕事上必要な情報だからってのがきっかけなのは間違いないですが、以降も「相手のことがもっと知りたい」っていう恋愛対象として超基本的な気持ちのやり取りが続くんですよね。見た目も中身もかなり迫力あるカップルなくせに、距離の縮まり方が非常にウブイというか中学生みたいなんです。
軽口叩きながらも彼の顔色を窺い気を使い踏み込めず、そこに「オライオンに嫌われたくない」って気持ちが垣間見えてニヤニヤしました。行き着く先は「オライオンを傷つける奴は全員死ね」っていうね。トモエがそこまではまってる描写は全然なかったですが、
これ相当好きだろ
オライオンルートのトモエは本当に強くて可愛かったなあ。
さてさてそんな2人の濡れ場ですが、こちらは
本気(マジ)で手コキ
という、中学生らしさは微塵もないプレイになっておりました。
「おい、こら……」と言いながらも抵抗しないオライオンに激萌えまして、でもこれどうせ寸止めで攻守交代っていういつものパターンやろハイハイ、と余裕ぶっこいてたら
「お前、ほんっと、今の言葉覚えとけ……っ、う……あ」
と、まさかの顔射。
うおおおお(遅れてやってきた感動)
かつて手コキでイッてくれたヒーローが乙女にいただろうか、いやいない。
女攻めではありますが、鬼畜淫乱化みたいな極端な感じじゃないのがとても良かったです。
オライオンみたいな相手、他ゲーなら確実に有無を言わさず押し倒されて脱がされるはずですけども、ちゃんと脱がせあいっこしてくれてまして。
「お互いに楽しんでる」がもたらす独特のエロさに包まれた濡れ場でした、改めて性的に対等っていいですなあ。
台詞はこの辺の低音が腰に来ます。
「その誤解を解くために、俺とデートってどう?」
「俺ーんち」
「ったく……よく見てんなオイ!つか童貞じゃねえよ!」
「キスはあれだ、恋人になってからだな」
「話なんてどうでもいいだろ。この際楽しもうぜ、なあ」
「俺の事、そんなに知りたいか?」
「ほーら、俺の事気になってきた……」
「そりゃあ、一発ヤったから」
「……あと少し待て。今色々決意を固めてんだ」
「一つ聞くが、お前は俺の何だ?」
「違う、トモエは俺のもんだ!」
性的には対等でしたが、仕事上は若干トモエの方が優秀なんじゃないかと思うんですよね。たぶんトモエの方が強いんだろうし。
この辺りの微妙な力の差も、このカップルの味になってるんじゃないかなーと思いました。
本筋もさすがに派手で、共闘カップルならではな燃えストーリーではあったんですが、結局宿敵を倒したのは誠士郎っていうw
さすがにトドメはどちらかに刺させてやれよwww