オルフレール1人目は彼、次男・アデル様まいります。

闇堕ち希望

以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。

同居生活を始めてまずは
「……わかってはいるだろうけど、主人に恋愛感情を持つなんてもってのほかだよ」
なんて釘を刺されちゃうんですが、
分かってる分かってる！
なんたってこっちは住み込みメイド、身分違いも甚だしいですからね（鼻息）

ところが早速「ダンスの練習で転倒」っていうクソすぎるラッキースケベがやってきてしまいます。
ただこれ、直後に攻略対象視点がちゃんと挟まるんですよ！
「～～～ッ！」と身悶えてくれるアデル様が超可愛い。
うっかり乳を揉まれてしまった後にどちらの様子を見たい？と問われたら、そんなの比べるまでもなく男の方ですよね。揉まれた女が思い出して照れてる姿を見て得られるものって何かあります？何もない！何一つないよ！！

このゲーム、攻略対象が心中を喋ってくれる上、主人公不在・男性視点のイベントが割と多いっていう珍しいタイプなようでして！こんなの最高に大好物です！めちゃめちゃ嬉しい！
アデルみたいな全力で光を背負ってるキャラの悶々を眺められるなんて素晴らしすｇ
「好きだ」
はえええええええｗｗｗｗ
熱烈な恋心を自覚するのがものすごく早いです。キュンから一気に底まで行っちゃうタイプ。
アデルらしいと言えばらしいんですけど、いやこの人すぐ騙されちゃいそうで心配。
「それにダメということは、イヤじゃないんだよね？」
「まあ、君をそういう目で見るようになるけれど、それは我慢してほしい。うん」
と、まあまあこちらの気持ちや立場はおかまいなしに押しが強いのも光属性らしさ満点。

そんな彼なので天真爛漫にデートへ誘ってくれるわけですが、
「ね？だから行こう！俺とフィルとザック……はこれから起こすけど、4人で一緒に街を回ろう？」
4P！！！？？？？？
ってもはや当ブログでは様式美になりつつありますが、いくら3P量産に定評のあるA’sRingさんでもそんなわけないない、いや～～～貴族なイケメン3人引き連れて外出なんて最高な休日ですね。

このうらやま中にクレアが襲われた後も
「俺は……卑怯で、考えなしで……。君を守るって守りたいって言ったのに……！……不甲斐ない」
と、猛烈に反省してくれたり、結局噂が立って専属を外された時も
「そうかもしれないね。でも……好きなんだ。初めて心を許せた女性なんだ」
「俺は絶対に彼女のことを諦めない」
と、真正面から訴えてくれたりと、
好きに一生懸命
周囲に全然取り繕わないのが余計に好感度高いです。アデル様はほんとに真っ直ぐな男だなあ。

きっとこの人はそういうくだらない世間体とかを気持ちの強さだけで押し切れちゃう人なんだな、せっかく攻略対象視点が多いんで葛藤してくれないのは残念だけｄ
「だけど――この想いは君を困らせるだけ。傷つけるだけだ。だから俺は、君との恋を諦めることにしたよ」
は？？？えっ今？？？？？
まさかさっきのフィルの一言がそんなに効いたの！？？

ブレーキ踏むタイミングは若干謎なんですけど、以降はしっかり苦悩してくれます。
ただ恋に落ちるのも恋を諦めるのも自己完結がすぎるといいますか、まだまだ不確かなうちに一方的に熱愛されて、気持ちをかき回されて、突然拒否られる、ってそれがアデルの優しさだとしてもクレアとしてはきっついよなあ。
こう決めたらこう！って人なんで以降は頑なだし、の割には自分で自分の首絞めてるし、やや面倒くさいタイプではあります。
ただ私こういう人結構好きなんですよね…。責任感が強くて常に頑張ってるので、握ってる拳を優しく緩めてあげたくなるというか…。自分の色恋になると1歩先が読めない不器用さが本当に可愛い。

案の定当て馬に正面衝突する羽目になるんですが、この時のフィルがさあ……。
抱きしめて涙を煽りながら
「声を殺さないで、大丈夫」
あ～～～～エロい～～～～～。
「……なにをやってるんだ、俺は」と呟く闇の色気にもう次絶対フィル様にしよう…と固く決意。

一方、光のアデル様は
「フィルと君が仲良くなってくれたら、俺も嬉しい」
「必死で自分の気持ちを抑えてるんだ、情けないけど俺はまだ君が好きだから……だからもう、君は部屋に戻って」
なんて一応頑張ってはみるものの、クレアの気持ちを知った瞬間にがっつりがっついたキスをして
「……部屋へ行こうか」
こちらもお早い！よっ急ブレーキも急発進もこなせる男！！

って、あんなキスしといて童貞じゃないんかーーーーい！！！
いやごめん、改めてキャラ紹介読んでみたら「童貞じゃない」ってちゃんと書いてありましたね…完全に無駄な一喜一憂だったわ……。
普段からこの童貞クイズに命賭けてる私にとってはありがた迷惑な事前情報だなと思いつつ、きっちり他キャラの女性経験も把握したところで、確実に童貞じゃないアデルの1発目、
めちゃめちゃ啜られます
BGVやっぱりいいね！だいぶ臨場感増すよなあ。

残念ながらあまり特筆すべきところが無い処女喪失なんですが、挿れる直前、「触ってごらん」って言ってくれるのが確実に童貞じゃない余裕と優しさがギュッと詰まっててすごい良かったなあ。
しかもよりによって（これは……？なんだろう、濡れてる……？）とド処女が無遠慮に触っちゃうんですよ。
に対する
「クレア、それは……ダメ、反則」
いやそっちこそそのダメは反則
事後の「出ておいで、俺の愛おしい人！」もピカピカしてて本当に可愛い。

2発目は戦地から無事帰ってきたアデルにおねだりされて、超近代的な大浴場（おいあれ蛍光灯じゃねえのか？）で身体を洗ってあげるんですが、乳首に触れてしまうたびに「……っ」とさも性感帯であるようにアデル様が可愛く喘いでくれるんですけど
いや、お前乳首ねーじゃん

っとこんなツッコミしちゃダメダメ、光の騎士アデル様のEDは4つ。
ちなみにここまでがベストルートのお話です。

「誓う愛、見守る影」
「フィル様は、戦地での混乱で未だに行方不明だとか……」に、いやそれ一大事！！！！！順序おかしいやろ！！！！と叫んでしまったEND。

「ありがとう、さようなら」
背中にはまだ矢がささっている状態END

「幸せのおすそわけ？」
VSザック。心で泣いてそう…END。

「もう一度出会うために」
VSザック。再会リスタートEND。

で、ザックルートから派生する方なんですが
アデル様は絶対こっちでしょ…！！！
「……ザックは幸せ者だな、代わって欲しいよ」
なんて一歩離れたところに立ってると、余裕で頼れるみんなのお兄ちゃん的な雰囲気がより際立つよなあ。
猪突猛進も可愛いけど、不動なアデルの方がもっと可愛い。

「大丈夫？今日は風が強いから……その格好じゃ寒いよ。こっち、おいで。風よけになってあげよう」
とバルコニーの柵に押し付けて、
「ザックのためだよ。あいつにメイドがいなくなったら困るからね」
なんて微笑んで遠くを見つめるんですよ！！！クッソエロいッッッ！！！！！！

「そう、ですか……ありがとうございます」と戸惑いつつも受け入れるクレアに
「うん、よろしい」
ハイ死んだ～～～～～～（大の字）
今（私とクレアが）恋に落ちた音が聞こえましたねえ。
ここで自覚しちゃうのはもうめっちゃめちゃ分かる。こんなの誰でも落ちる。

ザックの声に慌てて立ち去ろうとする彼女に
「行かせない……いや、行かないで欲しい」
「……なんてね」
となんとか留まるアデル様と、
「やってしまった。いつもはこんなこと絶対にないのに……」
「彼女のあの表情に全部もっていかれた」
と自室で一人頭を抱えるアデル様が大変美味しゅうございました。

ただここで今度はまさかのクレアが拒否りまして。
なんなのこの2人？なんで揃いも揃って急ブレーキが得意なの？？？
でもアデルよりクレアの方が切実度が高いとは思うんで、彼女がブレーキ踏んじゃう気持ちは理解できるよなあ。
アデルの不安と葛藤も、ベストより断然自然な流れです。

光のお兄ちゃん、今度は無邪気な実弟に煽られて
「ごめん、君の口から気持ちが聞けるまで待つつもりだったけど無理みたいだ」
私も弟にキスされてるところを見た兄に書庫へ引っ張り込まれてえええええええ（明確）

「ねえ、クレア。俺には君の考えてることは手に取るようにわかるよ」
での軌道修正がすごく素敵だったんですが
「今夜、部屋で待ってるよ。言葉に出来ないなら、行動で示してくれればいい。来たら最後、俺は君を抱くから。そのつもりで」
おいそれ脅迫じゃねえかｗｗｗ
最終的に猪突猛進、そのなりふり構ってられない性欲が好ましいよ！
前戯もそこそこに一息で挿入、ベストに比べてマジで余裕がない感じが大変良かったです。

アデルの濡れ場は目の前のセックスに夢中なところがすごく可愛いんですけど、どうしてもこのキャラにしては一言多い感じがしちゃったなあ。もう少し飾らない方が良かったよ。
ただ、感じると受け度が上がるというか一瞬声が高くなっちゃうのがすごくエロくて、逆に口説く時と事後にトーンがかなり下がるのがすごくすごくエロいです。

オクターブエロい、アデル様の台詞はこのへん。

「しー……静かに。ね？」
「おやすみなさいませ、です」
「……あー、どうしよう、やばいな」
「だから、それやめて！ま、まだ違うんだって！」
「……話に来た。入っても、いい？」
「……うん、知ってる。充分、感じてるよ……」
「……ダメ、許さない」
「ダ・メ」
「本当にイヤ？もうやめたい？君が本気でやめたいならやめる。でも、本心は、違うよね……」
「……ねえ、今日も一緒に寝るよね？」
「騎士団、いやリード家が没落してしまうかもしれない。その時はこの指輪を売ってくれ。少しは足しになると思う」
「あれ？俺、プロポーズしたんだけど？」
「――というか、お願い！できれば君の掌で……あ、いやっ」
「だめ……？本当に？」
「イッてすぐに悪いけど……クレア、俺も君を感じたいんだ。挿れてもいい？」
「まさかあれで俺が満足すると思ってる？まだ全然たりないよ？」
「俺だよ」
「そんな彼女を守るのは誰の役目だ？おまえだろう？彼女に一番近い、一番近くにいるおまえが今は彼女の騎士なんだ。しっかりしろ！」
「いいから行け！……今、行かないと君を朝まで帰さない」
「また、こうして夜にでも会ってくれる？会いに来てくれる？」
「俺は自分が思ってる以上に独占欲が強いらしい」
「余裕なさ過ぎだろう、俺」

ところで、「光のキャラ」とくれば当然「闇堕ちが見たい」なわけです。
アデルは煽り耐性皆無だし思い込みも激しそうだし、ものすごく素質あると思うんですけど、全然大人しかったですねえ…残念すぎる……。
でもこれルートを越えて入り交じるタイプの作品なんでまだワンチャンあるかな？、どっかでとんでもないことやらかしててくれないかなーーー。

ただVSザックの最後でサラーっと登場した
「ありがとう、ザック。おまえも早く、愛する女性、作れよ？愛する人が出来ると男は強くなるんだからな」
に、クレアのために強くなろうと身体壊すほど無理してたザックによくそれ言えたなあ…とは確かに思ったんですけど、いや待って？これ充分鬼畜度高いな？？？？？えっもしや光に属したまま世界を滅ぼせるタイプの男…？？？