オルフレール2人目、騎士団副団長・フィル様まいります。
強くて料理が上手くてエロい
完璧じゃないでしょうか
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
「却下。ダメです、無理です、バカですか?」とか「出ろ、踊れ、死ぬ気で。団長ですよね、アデル様は」とか「怖い?なにが?僕が?」の容赦ない早口が最高に好きなんですけど、何だかんだでみんなのお母さんなのが超かわいい。
ただフィルは別家の人なんで、お世話する相手としてまずはアデルを選ぶところからスタートするんですよね。
つまりは
全ルートアデルとのVS経由
なにそれ超贅沢!!!
とはいえアデル様の急ブレーキはこちらでも健在でして、あっさり身を引いた彼の頼みでフィル様を監視することに。
ここで早速ネタバレぶちかましてしまいますが、
「了解した。それじゃあ、せいぜい楽しめ。ああでも、ハマりすぎて腹上死するんじゃねえぞ」
「それは、さすがに僕でも無理だって。それじゃあ、今度は作戦決行前夜に」
もしや今フラグが立ってしまった!???
やめて~~~それだけはやめて~~~~もういや~~~~~、って違う違うこの話がしたいんじゃない。
殺さなきゃいけない相手なのに好きになっちゃう
18禁乙女だと3人目くらいか!?私ほんとこの関係大好きなんですよ!!!いいよねーーー。
ただ黒髪ロン毛で赤目の佐和真中が、そんな簡単にボロを出すわけがないんだよな。
お風呂に入っている間に正体を探ろうとしても
「僕の裸を見てみたいとか?ふふ、よく服を脱がせてみたいと言われますが、あなたもそんな風な目で僕をみていたとは」
めっちゃバレてる
マジでめっちゃめちゃにバレてるやん
でも好きになっちゃうんですよねえ。クレアへの気持ちが強くなるほど自律出来なくなってくるんですよ、ああああ好き。
つい両親をダシに皮肉ってしまって、
「それに、亡くなったご両親を悪く言うのは、いくらおまえでも俺は怒るよ」
とアデルに諭された時の
「…………そう、ですね。すみません」
がたまりませんでした。これはフィル様にとっては一生の不覚だろうなあ。
正体を突き止めたクレアの呼び出しで始まる告白イベですが、フィル様の告白すごい良かったです!
「アイシアさん……、あなた……もしかして僕のことが好き、なんですか?」
こっちもめっちゃバレてる
いや、まさか、だってアデル様が好きなんですよね、え?どうしてそんな顔が赤く?え?ほんとに?って流れを経て、好きだけど…と言うクレアに対して
「僕のこと、諦めてしまうのですか?」
「諦めないでください、僕のこと。好きでいてください」
ナイス変化球~~~!!!
好きになっちゃいけない相手だけどどうしても振れない葛藤が詰め込まれてて素晴らしいです!!すごくフィル様っぽい!!!
このまま18禁突入ですが、大変有り難いことに図書室でして。
「逃してしまうと二度と、会えなくなることもあるので……だから、すみません。今ここで、あなたに触れたいのですが、いいでしょうか?」
「あなたを抱いてもいいですか?」
こういうこと真正面から聞いてくるのがフィルのエロさですよねえ。
これもちろん和姦ではあるんだけど、最初の方はフィルが外面仕様の敬語攻めなんですよ。
ただ最終的に
「じゃあ、壊れろ……もっと、もっと…………!」
「君に刻む……俺を…………っ、全部……」
ここまで行ってくれるんですよね。
クレアが感じすぎてフィルの腰を掴んだときに
「……っ!はあー……っ」
と深呼吸して「僕」に戻ろうとするのが特にエロい。
「っはあ……全部、……本当に全部……中に出した……けど、本当に……良かった?」
これとかもう完全に素の賢者タイムじゃないですか。
クレアに好きだと言われると一瞬で「僕」に戻って抜いちゃうんですけど、快感に頭が飛んでるフィルの「ん?なに?聞こえない」は色気がやばかったです。良いもん見たわあ。
ついでにBGVの喘ぎが全部神、フィル様のEDは4つ。
「恋が始まった場所で……」
起きたら股間にフィルEND。
「ただいま」
2人ともかわゆい…END。
「嫌いなところまで愛してる」
湖でバッシャバッシャEND。
「狂愛傀儡」
VSアデル。うらやまアオカンEND。
ベストに至るルートの2つもずっとエロいことしてて可愛いんですけど、あの結末は色々なあなあにしすぎた感が強いので、ストーリーとしてはフィルの嘘をしこたま浴びる方が好きだなあ。
主人に敵対する組織に属してて、もしかしたら親の仇かもしれないんですし、ここはきっちり追求すべきだと思うんですが、
「あなたが好きです。アイシアさん。聞こえなかったのなら、何度でも伝えます。好きです、大好きですよ、アイシアさん」
「全てを公にしてしまったら、きっと一緒にはいられなくなる。少しでもいい、あなたと過ごしたいんです」
「全然。本気ですよ。だから本気で考えてください。好きな男が手に入る機会、逃してもいいんですか?毎日、いつでも愛してさしあげますよ?」
これ無理じゃね???
私の方が先にあ~~~絶対嘘だけどもうどうでもいい~~~毎日愛して~~~~となってしまったんですが、クレアは揺れながらも本心じゃないことをちゃんと見抜いてくれまして。
ただそんな彼女もキスされて
「黙れ、少し踏み込みすぎだ」
なんてドスの効いた低音で囁かれたらそりゃさあ。
「きっとアデルに伝えてしまったら、こうしてあなたとは会えなくなる、触れ合えなくなる。その前に僕にも思い出をください――」
なんていささか理不尽なお願いにもOKし、アデルへの報告は7日間保留、その間も当然肉体関係有り、という発想が非常に私寄りな流され展開となっております。
ただ、本当に好きなの?嘘なの?ていうかこの関係なんなの?ちゃんと精算出来るの?待ってるだけでいいの?って私でも思ってしまうようなフィルの態度がすごく絶妙。
「まさか初めてだったとは……。嬉しいですよ、クレア」
「それじゃあ、僕はこれで」
とクソ塩い事後が来たかと思えば、壁ドンして
「抱かせて、ください……」
「あなたとこうしてる時が……ん、一番安心するんです」
で甘えてくるとか、いや~~~フィル様のこういうとこほんとずるいな。
結局フィルを信じれきれないクレアが関係に終止符を打つんですけど、
「まさか……逃げ……るのか?俺から……」
「……っ、そんなの……許さない」
で執着心にも点火。ようやくがむしゃらになってくれるんですよね。
「もうイヤだ、すべて放り出してしまいたい……すべてを捨てて、俺はあなたを選びたい……」
は本心だと思うんですけど、最終的には「僕」なのが若干気になるところではあります。
最後にアデルルートから派生する3Pですけど、こっちも色々美味しすぎる3Pだったよ!
「大丈夫……アデルよりは、うまいと思いますよ」っていう背徳の醍醐味、
「君こそ困ってるんじゃないかと思ってさ。さっきから小さく叫んだり、泣いてる声が聞こえたから、気になってて……」っていう同居の醍醐味、
「友として男として聞いている。真面目に答えてくれ」っていうVSの醍醐味、
(本当、この御方は真っ直ぐで困りますね。優しくて、眩しくて…)
「さて、すぐにでも実行に移しますか。……堕ちていただきましょう、彼女には。せめて暗闇の底にいる、僕のところまで」っていう光と陰の醍醐味、
オール完備です!!!
特に、
「ねぇクレア……あなたはアデルのことが好きなのに、僕にこうされて悦んでいますね?しかも、僕に惹かれつつある。そんな自分を恥じなさい」
この精神的羞恥プレイやばい
さすが3P向きの男。
2発目は
「フィル……もう入れて欲しいって。今日はおまえからだろ?」
が最高に完成してるアオカンなんですが、これ体位がさああああああ。
説明しにくいので、まずは絵にしてみたんですけど
全然分からねえ!!!
何の助けにもならねえ!!!!!もういい!!!
フィルが背面でアデルが対面、普通18禁乙女ゲーでこの挟まれ方だと2穴か2本なんですが、今回アデルは素股なんですよ。分かりますでしょうか?
いつも通り2穴挿しでも良いんだけどさあ、こっちの方が絶対気持ちよさそうだし、どこにも挿れてないアデルにクソ萌えました。
「俺も、いい……?……んっ、はあ、君の綺麗な肌を……くっ、濡らしちゃうけど、俺のも受け止めてくれる?」
がめちゃめちゃ可愛かったです。
台詞はこのへんが3P向きの男。
「小さくか弱いですね、あなたは」
「もうこの辺りですべて吐き出したらいかがですか?」
「アイシアさん、来ましたよ。話ってなんでしょうか?改めてこうやって呼び出されると、ドキドキしますね」
「壊しちゃっても?」
「……っ、指でこんなにキツいと感じるなんて。ああ、僕も早くあなたを感じたい」
「見ちゃダメです。それに、こんな明るいところでは、恥ずかしいですから。ここを見せるのは今度、夜にでも……ね?」
「やばいな、気持ちよくて止まらない……んっ……そろそろ、終わらせた方がいいかも……」
「……クソっ……!始まりはきっと……迷いが生まれていたあの時だ」
「落ち着け、俺……」
「なんて言ったんですか、アデルは。俺のクレアに」
「…………っ、そう……大嫌い、だったのに……。本当に最初は嫌いだったのに……。」
「これ以上やると痛くなる可能性もありますから、このあたりで一度イきますか?」
「だから……あなたを抱いたことは謝りません。強引に、あんな形で……というのは少々反省していますが。正直、僕の心は満たされています」
フィルは、好きになるまい本心を見せまいと抗ってるくせに手は早いというキャラなので、素っ気ない事後が多いんですよねえ。
毎回すぐ帰っちゃうフィルに「一緒に居て欲しいとお願いする」の選択肢を選んで、
「ありがとうございます。僕も同じ気持ちですよ。それじゃあ、おやすみなさい」
で結局帰られた時にはM心がとても震えました。
「さっさと服着て部屋を出て行ったことに凹みたい」という私と同じ性癖を抱えている方には大変おすすめです。あと友達になって下さい。
お久しぶりです
もう一昔近く昔にすみれの蕾にてコメントさせていただきました者です
時代が変わり今や簡単にエロが手に入る時代…手元のスマホで存分に遊べるようになりPCゲームからも遠ざかってしまいましたがすみれの蕾だけは未だに忘れられない作品になっています
久々にすみれの蕾で検索をかけ懐かしいこちらのサイトに再会しました
すみれの蕾、全て読み返しました
自分の拙いコメントには赤面でしたが今読み返してもsaraさんの秀逸な文才には声を出して笑わせていただきました
もうサイトから離れられたかと思いきや昨今の日時で更新されておられ
場違いと承知しながらお礼を言いたくコメントさせていただきました
またこちらのサイトを参考に新しいゲームやってみたくなりました
その前にすみれの蕾、もう一度初めからやり直ししようかな
ぷにぷにさん、大変お久しぶりです!もちろん覚えております!
すみれの蕾の記事書いたのって、ちょうど10年前ですね…。
こちらこそ当時の感想は読み返すのすごい恥ずかしいんですけど、私もすみれは今でも大好きな作品です。
18禁乙女も全然新作出なくなってしまって寂しい限りなんですが、ここ5年位も名作多いです!
今はダウンロードで買えたりスマホ対応したりで、気軽に手を出せるタイトルも結構増えてますので、良かったらまたぜひー!