紅花2発目、軍事司令官・スレンまいります。

「肉○器」にピーが入ったんですけど

以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。

こっちもカプ萌えがやばいことに…。
「っ、嫌いよ……貴方なんて、大嫌いなんだから……」
「ああ、知ってる」
彼らの魅力はこれに尽きるよねえ
「好き」と「愛してる」はどうしても言えない二人。
私も鼻と鼻が触れ合うほどの距離で睨み合いてえ。

彼はトーヤと違って速攻で初夜が訪れるんですけども、
「……優しくしてやるって言ってんだよ」
何なのこのアメとムチは…
甘い声がもうひたすらに甘いです。アメ優勢です。

特にキスが最高だったーーーーー。
顎を掴まれ、後頭部を撫でられ、首の後ろを押されるっていう、優しさと強引さの配分が完璧。
このバランス感、前戯と挿入でもお見事でして、
「俺なしでは三日ともたない体にしてやる」
と、強めに煽ってきたと思ったら、
「嫌じゃねーだろ。ほら……素直に気持ちいいって言えよ……」
で、ふんわりすくい上げられるという。
命令形な口調が全然崩れないのも素晴らしい。
言うなれば俺様の糖衣錠
こんなの水なしで何錠でも飲めますよ。

俺の長えだろ？なストローク深めな動きに、
「最低……！」
「最高の間違いだろ」
みたいな、エロくて軽快なやり取りにもひどく萌えまして。
このテクと余裕は相当経験値高くないと生まれない、というかローションは間違いなく使えない、スレンはめちゃめちゃモテるんだろうなあと感じられるナイス1発目でした。

ただ、このカップルの本領発揮はこっからなんですよ…！
スレンは以降も気取らず頑張らず繕わず、終始スレンのままなのに、ナァラが保とうとしている壁は勝手に溶けていっちゃうんですよ。この過程が本当にやばい。

2発目中の
「痛くないか……？」
にナァラがつい
「んっ、痛くは……ないけど……」
って答えてしまって、
（こんな愛し愛されているような会話は、私達には相応しくない。）
と後悔する描写にゴロンゴロン転がってました。

「お前が勝手に入れて、好きに動けよ」からの体位が背面座位だったのであれ？そっちのが好きなの？？って思ったら、ああああ
目の前に鏡か～～～～～～～
「逃げるなよ。お前が誰のものか、ちゃんとその目に刻め……」
で所有欲満たそうとするしちょっと出ちゃうし最終的にあんまり喋れなくなっちゃうし、「っ、そんな目で見るな……いっちまうだろ」て、もうスレンさあ。
どうしても好きが溢れちゃうその真っ直ぐなとこが絶妙すぎる。いやあーこんな男ハマった人も多いだろーーー。

「……お前、今いっただろ」「いったよな？」
の優しくて満足げな感じが最高にアメでした。

ものすごく用意周到で、本当に細かいところまで気遣ってくれるんですよねえ。そりゃ軍の統率くらいお手の物だよなあ。

・個室用意しちゃう
・破瓜用の薬も用意しちゃう
・寝てるナァラにこの道を選んでくれてありがとうって呟いちゃう
・綺麗な小物を買って来てちゃんとあいつを癒せよって頼んじゃう
・服より弓が欲しいのが分かっちゃう
・女達に会いたいのも分かっちゃう
・外出許可のきっかけになるようにわざと剣を忘れてっちゃう
・もちろん女達にはナァラの様子を逐一報告させちゃう
・食欲不振を気遣って流動食を口移ししちゃう
・そのための果物は危険を顧みず自分が取ってきちゃう（そして負傷）

これだけやってるのに恩着せがましいところが一切無いし、別に知られなくても感謝されなくてもいいんですよねスレンは。さすがに出来すぎた男としか言いようがない。
前提の出会いと印象が最悪なのに怒涛のギャップ決められて、そりゃナァラの壁も股もドロドロになるわ。

スレンの危機をナァラが救って、一気に距離を縮めたところで、
「……お前、俺のこと好きだろ」
来やがった………
Riddle Garden アゼルの感想にも書きましたが、好きだよの100倍くらい好きなやつがよりによってスレンで来やがった………。
「好きだろ……？」の念押しに無事トドメを刺されて、わたくしこれにて完落ちでございます。
背負ったものの重さ的に「……綺麗ね。私、これが好きだわ」がギリギリなナァラにもクソ萌え。

しかもこの2人、以降もこのパターンが多いんだよおおおおおお。
「照れてる？」「照れてない」
「……厄介な女」「でも好きでしょう？」
「……貴方、意外と嫉妬深かったのね」「そういうお前は、意外と鈍感だよな」
こういうカップルが好きな方にはスレン×ナァラはダントツで一押し。私？ええ全萌えです。

もうこの時点で言葉には出来ずとも完全に両思いなんで、後はなんやかや乗り越えるだけだーーーと安心してたのに、ちょっと待って私の可愛いナランが………
あのメンヘラクソ女、絶対に許さねえ

全て自分のせいだと責めるナァラに対して、安い同情はせず、ただ前を向かせて
「……それでいい。今夜は、同じ夢を観ようぜ」
寄り添い方がイケメンすぎるだろ…。

ナランの死を受け止めきった姿とその懐の深さにハート鷲掴まれたところでご紹介。スレンのEDは5つ。

「恋しき戦い」
孕ませて下さい！！！！！！！！！（絶叫）END。

「罪人」
スレンご立腹END。

「秘めた告白」
迎えに来たつもりだったのにEND。

「赤い海で」
選択ミスEND。

「壊れた鳥」
次はナランを攻略しますEND。

各エンディング全部良かったんですけど、特に「恋しき戦い」と「壊れた鳥」ね。
いや～～～～～今も余韻がやばい。

ひとまずBESTの方ですが、和睦交渉に行った敵国の城でよりによって初フェラ、オーリがまたしても超不憫なんですけど、触っただけで「っ、い……きなり触るな……」な
まさかの敏感司令官が登場
今のところ上層2人ともちょい出しありの敏感さなんですけど、この国大丈夫ですかね…？ノールがスーパー遅漏とかでチームバランス取ってるのかな？？

ナァラの天然攻めもなかなかなテクニックでして。
「ばっ、お前、飲んだのか！？」
「え、吐き出すものなの？」
「……ねえ、私ちゃんとできてたかしら。ちゃんと気持ちよかった？」
「この状態で聞くのかよ」
っていう夫婦漫才が可愛かったです。はーほんと良いカップルだわあ。

攻守交代した後若干の焦らしを経て、激しめのバック。
何を入れて欲しいか言わせといて実際言われると一瞬で昂っちゃうとこなんて、このスレンは心から良いスレンでした。しかも外出し。最後までこの気遣いとは…さすが出来すぎた男……。

ここからが超切なかったなあ………。
「俺のことが好き過ぎて？」
「お前、分かりやすすぎるだろ」
「今だけじゃなくて、十年後も同じこと言えよ」
明日どうなるか分からない状況で、この幸せいっぱい＋2人にしては最大限に素直な会話ってのがもうさあ。
「今なら、俺も母親の気持ちが分かる。お前と引き離されるのは、死よりも辛い」とまで言ってたスレンの「……承知した」「長いような、短いような、あっという間の夫婦生活だったな」の重さに泣かされました。

でこの結末な！！！

・強引に結婚
・女は口説かない
・女を庇って覚悟したところを救われる
・愛してると言ってない

この辺の台詞やらエピソードを全部きれーーーに回収してくれるんですよーーーーー。
素晴らしい締めくくり方でした、巧さに感服。

そしてBADの方、まさかまさかの連続、もうこれ強烈に刺さりすぎちゃって何から書けばいいやら。

ナランの暴走が、「違う。……姐さんは、知らないんだ。俺が兄貴だと思ってる。だから何があっても……姐さんは、悪くないんだ」によって目隠しを選択＋「口付けだけ……だから。絶対に最後まではしないから……」で本当に挿入無し、に終着してる時点で、めちゃくちゃに萌えまして…。

で、まさかここで何一つ悪くないのに反省するスレン視点がくるとは思わなかったんだよなあああああ。
「なんでお前なんだよ……っ、ナラン！」
「あーあ……今戻ったら、あいつら一緒にいるんだろうな……」
がキツイし切ないしこんなの超萌えちゃうし。

こっから以降、甘みの消えたスレンはものすごくやばかった。最高に性癖ど真ん中。
確信して決意したらしいけどぼんやり描写だけなことに不安を抱えたまま、媚薬効果でアナル初イキ。
ムチだけな濡れ場と「はっ、こんなにうまそうに咥え込んでおいて、何が違うんだよ。っ、ほら……いけよ！いっちまえよ！」に、くっそやばいくっそやばいって延々言い続けてた私ですが、この尻攻め中、ナランがどこでどうしてるのか全然分かんないんですよ。
もう殺られちゃってるか、それとも今どこかでこれを見てるのか、どっちかだと思ってたら、2回目のまさか。
え？ナランもここで参戦？ちょ、まじ？盛り上がって参りましたあああああああああああ

「うぁっ、あ……！だめだ……やめてくれ、姐さん……っ」のナラン相手に3回目のまさか。
「もう少しでこいつの口にぶちまけられたのに、残念だったなぁ、ナラン」
こ、ここで寸…止め……
司令官殿…あなた何から何まで完璧ですよ………

ただし、我らが司令官殿のキャパはこんなもんじゃなかったんだよあ。
（あざ笑うスレンは私の肩を掴み、強引に最奥まで飲み込ませた。）
で挿入補助、からの「……いいぜ、出せよ」で射精許可まで出しやがるとは…。

「ナァラ、動いてやれよ」
「だ、めだ……！これ以上、動かないで……！」
「動け」
とか、
「おら、我慢しないでいけよっ！こいつが好きなんだろ！」
「っ、好き、だから……嫌なんだ！こんな、形で……っ、姐さんを傷つけたくない……！」
とか、今まで見た数多の3Pの中でも最強に好きです。
この3P見れただけで紅花やって良かったーーーって思ったくらい、マジで良いもん見た。

最終的には2穴差し。
さっきの尻攻めもただの前準備だったっていう相変わらずの周到さがエグい。

「やっ……だ！いやだぁっ！」
「っ、一緒にいこうぜ、ナラン……」
ナランの終着が割と手前だったのに対して、両者愛しちゃったスレンの絶望はここに辿り着いちゃってるのがほんと神すぎる。

嫉妬深くて愛妻家のスレンが結婚を解消して別居しなければいけないBEST、嫉妬深くて愛妻家のスレンが弟分に中出しを強要するBAD。
ラストでの「愛してる」の対比がまた素晴らしくて、スレンルートはどちらも絶品でした。

台詞はこのへんが絶品、特にBADは全部ここに書いてしまいたいくらい秀逸。

「とりあえず、今夜は俺に抱かれろ」
「……二度と俺を拒むな」
「ああ、子宮が落ちてきたな……。さっきよりも、っ、奥が吸いついてくる……」
「はいはい、照れ隠し照れ隠し」
「よお。俺が死んだか確認しに来たのか？」
「……今日は嫌がらないんだな」
「嫌いでいい。だから俺の前でも……笑えよ」
「……どうすれば、お前の瞳に生気が戻る」
「お前が否定する度に、俺も否定し続ける」
「想像だけでも、こいつを抱いたら殺すぞ」
「お前、照れると可愛いよな。いや、いつも可愛いんだけどよ」
「捨てるだけなほど安い命じゃない。この魂は捧げるものだ」
「俺には……無理だな」
「やっぱ、気持ちよくないか……？」
「っ、ばか、今更それは……反則だろ」
「愛してる……。だから結婚前提で、俺と付き合ってくれ」
「俺を愛してると言え」
「ああ。……お前もな」
「お前、気持ちいいの大好きだろ？俺一人じゃ足らないくらいだもんな……？」
「もう塗り込んじまったもんは取れねぇだろ。効果が切れるまで楽しめよ」
「んなの関係ねぇよ。お前の思いを受け入れたから、こいつは拒まなかったんだ。これ以上の裏切りがあるか」
「その嫁を汚したのは、どこのどいつだ」
「なあ、このままだとナランが可哀想だと思わねぇか？楽にしてやりたいだろ……？」
「俺が落とすと思ってるのか？」
「っ、く！はぁ、はぁ、っ……出すぞ！一滴残らず、注いでやる」

後日談も両方良かったなあ。

ナァラの
「私の夫に触るなぁああーーっ！」
に超燃えました。背中を預け合える関係ってほんといいよねえ。

「うん。でも貴方も私のこと大好きでしょ？」「……聞くな、ばか」
のパターンもしっかり来てくれたし、オーリとの和解も嬉しかったし、窓際での駅弁まで見せてもらえるとは。
あと鉄の足枷をプレゼントしてくれるトーヤに吹いた。お前それもしかしてｗｗｗ

これは最推し決まったかな～？という気がしておりますが、こっからまだ6人だもんなーーー。このクオリティで来られたら正直全然分かんないな。
転覆？転覆どころか既に乗ってた船が見当たらない有様ですけど、泳いで次の島なんてしょっちゅうなんでどうかお気になさらず。