トーヤの感想

紅花ようやく一人目、ボリュームあるので攻略が大変だ!ナスラ王・トーヤまいります。

トーヤ(越えざるは紅い花~愛しき日々は胸に集いて~)

とりあえずそのお声な時点で、
スタートダッシュ決められ済です

以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。

この2人はもうこれに尽きるなー。
ベストパートナー度高すぎ
敵国の王族同士、攫った男と攫われた女、研究してる病から生還した人間、唯一の美しい思い出を共有、その母親にも救われた過去。
出会い自体をトーヤは罪として背負ってナァラは許すことが祖国への裏切りになるのに、のしかかる愛は二人分て。
こんな重すぎる関係性の二人が共闘って、カプ萌えしないわけないだろ…。

で、トーヤがまたよく出来た男なんですよねえ。
頭はキレるし、正論しか言わないし、心根は優しく態度は気高く、だけど実は天然で無邪気、可愛いさと格好良さが見事に共存、顔が良くて声も良い赤髪の聖人君主、そんなイケメンに
18禁乙女のメインヒーロー張れるわけがない
だっ、騙されねえぞ……と、乙女経験値が邪魔しまくる道中となってしまいました。

そんな疑惑王と突然の飲み会が始まりまして、
いや、俺はルスの女は娶らない」「妻も、婚約者もいない。その年頃の娘が、今の王都にはいないからな」に、
えっお前童貞?(とりあえず疑っていくスタイル)
疑いつつ真相を待ちわびつつの血眼攻略、すごい楽しかったです。
簡単にその先が想像出来ないギリギリなところで小出しにしてくるのが上手かったなあ。
私なんて頭の出来がアレすぎて、一瞬腹違いの兄妹なのかと思っちゃったからね。

並行してカプ萌え度もグングン上昇。
今、一人の男として希う……」「この国の、いやこの大陸の民の未来のために……共に歩み、共に戦い、共に老いてくれ。それこそがこの『契約』の本質だ
……貴方の心が真の王道を歩むのなら
私こういう強者同士の盟友カップルが大好きでして…。
しかも目的のある契約結婚から始まってしまうなんて最高の展開すぎます。

一方濡れ場なんですけど、手を出さないのが前提の結婚な上、トーヤの苦悩と葛藤も高い壁として立ちはだかるもんで、ものすごく焦らされます。
ともかく、攻略対象から
適当に喘げと言われる乙女ゲームが爆誕してた
しかも「そんな喘ぎ方があるか!」って叱られる始末。

神がかったゲスさのノール乱入とか、「はあ……これは演技だ、演技、演技……」とか、親指噛みちぎる王様とか、めちゃめちゃ王道に萌えたんですけど、こんな離れ業来ちゃったらさすがに萌えるしかなくない???
最終的に、「……すまないが、先に寝ていてくれないか」と散歩へ出たトーヤを
カメラ3台体制で追いたい
と、萌えにかける予算が爆上がりました。

以降はチラホラ危ういところを見せつつ、両思いへ爆走。
妃を迎えたら、こうして手を繋いで中庭を歩きたいと、ずっと思っていたのだ。夢の一つが叶って嬉しい」と「お前の足腰がたたなくなれば、ずっと俺の隣にいてくれるだろうしな。まあ、冗談だが」の両立にこっちは瀕死。
後ろから抱き締めて囁く「なんだ?」「ナァラ?」の声がエロすぎてさあ…。

そうだな、たとえば……こうして同じ空間にいるだけで、泣きたくなるほどに……幸せになれる」なんて会話をしているのを見て、
もうお前ら早くやっちまえよおおおおおお
他の18禁乙女なら2発やってる上でエンディング間近やでこれ…、と何度叫び呟いたことか。

焦らされすぎた私は案の定羽ばたきすぎまして、ムルの登場に兄弟丼の可能性を模索したり、バルの登場にNTR展開はないのk
やべえやべえこれはさすがに敵作りそうなんで、ED紹介をここらで。
隙あらば一人でも攻略対象を増やそうとする私で本当にすいません。

「越えた紅い花」
花の名前に鳥肌END。

「楽園」
オーリが超不憫END。

「紅」
こわれりゅ…?からの結果的に自殺幇助END。

でようやく18禁一発目。
トーヤの葛藤が最高潮を迎えるとともに、私のモニターを叩く音も最高潮を迎えました。
す、すまない。こんなことをするつもりでは……なかった……
舌を入れないキスでこんなに萌えるとは…

ナァラがちゃんと誘ってるのに、
……今振り向けば、俺はお前の大事なものを奪うだろう。口付けだけでは抑えられない……
……不快な思いをさせてしまって、すまなかった。今夜から別のところで眠るようにするから、お前は気にせず休め
と、葛藤王は葛藤し続け、ようやく舌入れたと思ったら
少し待て。今気を静めている
と葛藤王がまたしても葛藤王。

しかも葛藤が一周回って処女確認。
……こういう状況に慣れているのか?
このタイミングで嫉妬するとか、
さてはおめえマジで童貞だな?
って感想用メモに堂々と書いてあったんですけど、いやーーーこれ今冷静になってみるとそんなわけないわ、そもそも童貞がこのレベルの葛藤なんて絶対しないわ、私この時マジで正気を失ってたわ。
しかもここから私は正気を失い続けることになるのですよ。

いや、その……お前があんまりにも嬉しいことを言うから、それだけで達してしまいそうになった
は???処女だって言われるだけでイケるってそれ
処女厨の最終形態じゃない?????

頼むから、それ以上可愛い仕草をしないでくれ
王様さすがに敏感すぎじゃね???
これ挿れれる?????
これ挿れて腰振れるの?????????

はあ……女との交わりで、こんなに緊張して、昂ったのは初めてだ
なんだと???そのうえ
童貞じゃない…?????

と、私は葛藤王への?と敏感王への不安で頭がいっぱいになってしまいました。

2発目は全身舐めからの騎乗位がきたものの、
舐めるトーヤが大集合スチル
に、私つい笑ってしまいまして…。

ただもう皇帝さんの濡れ場が来る度に同じこと書いてると思うんですけど、
本当に声がエロい

これが、好きだろう……?
と言われて、数回突き上げられた上で、もう一度やってくる再確認。
好きだろう……?
好きです………
とアホみたいなこと呟いてしまいました。
誰のが……?」で間髪入れずにダメ押し。もう本当に本当に声がエロい。

でもやっぱり
……すまない。気持ちは嬉しいが……今お前に何かをされたら、数分ともたない
っ……そんな風に、刺激されると……はあ、お前の中に入れる前に、っ……達してしまうぞ……
って、毎度トーヤが自虐に走るわりにちゃんと攻めてもらえるんですけど、これは彼なりの謙遜なのか……?

結局こっちの謎は残ったまま、あっちの謎は明らかになりまして、
おい父王~~~~~~~(憤怒)
双子と聞くとどうしてもツンヤンしてた伝説の双子を思い出してしまうんですけども、いやあこっちもトータルで辛い。
あの別人格が融合して共存してる独特な感じはこういうことだったのかあ。
多重人格みたいにその差が明確に分かれてないのは、弟の本質もちゃんと真っ当で、受け入れた上で前向けてる証拠ですよねえ。

そんな彼が、自分のことも国のことも正当に解決した上で死線を乗り越えるエンディングはすごいよく出来た話で感動しました。
死んで……あいつに購えるのか?
から進むべき道を見出して吹っ切るあたりなんて、ほんとトーヤは格好いいわ。
ナァラも
どうしてこうも、ままならない。
からよく踏ん張って支えてくれたよ、二人で勝ち取った未来ですね。

一方のBADですが、これもなあ…。
ある意味トーヤの過去をナァラが追体験してるわけですが、ナァラはそんな事情知らないし、二人が別々のところで孤独に戦ってるのが悲しい。
一人じゃ絶対乗り越えられないという事実を目の当たりにして、やっぱりこのカップルは手を取り合ってこそなんだなあとまたしてもカプ萌え。

濡れ場も拘束から中出しに媚薬プレイ、しかも抜かずの連発まであってエロいんですけど、
っ、はあ……お前があまりにも、締め付けるから……少し出てしまった……
おう 敏感王ご健在でしたか…
とこちらでもちゃんとトーヤはトーヤだったのがまた。
そりゃそうだよ!こっちもトーヤだもん!こっちもトーヤなんだよおお!と出発点が敏感王という謎の昂ぶり。

今となっては、疑惑王も葛藤王も敏感王も全部まるっと愛おしい、トーヤの台詞はこのへん。

……犯す、だと?今口走ったのは誰だ
至って正気だ。我が后よ
す、すまない……とりあえず、形から入ろう
ああ、好きだ。大好きだ
手強いな。男として愛せと言っているわけではないのだから、少しくらい同情してくれても良いのではないか?
やはり、俺が憎いか……
男が泣くのは、みっともないだろう
お前に好かれる要素が、一つもない……
……だが、お前が幸せなら構わない
はっ……ずっと……こうしてお前の内側に触れたかった……
っ、やはり抱けない。抱いてはいけない……
聞かない、聞きたくない。何を言おうが、絶対に帰さない
なんて顔をするんだ……
……おいで
っ!?だ……めだ、早くどかないと……っ
……やはり、来てくれ
俺の中に、本当は冷酷で残忍な面があるとしたら、お前はどうする
そんな男から、俺は奪ってしまった。ならば俺も、相応の覚悟で対峙したい
我が妃は、貴殿の言う通り強情で、一途で……誰よりも俺を愛しているからな
……既に、骨の髄まで溶けている
攻守交代だ
……俺の、何を知っている
っ、……はあ、はあ、俺の……俺だけの妃……。このまま犯し続けて、殺してしまいたい……

で、最後に見たのが後日談でして。
王と王妃が庶民の生活を体験っていう名分でただの旅行な方も「おはよう」のエロさに悶絶したんですけど、切なくてエロい方のアレさ。
けれど今の消えそうなトーヤを繋ぎとめる方法は、もはやこれしかない気がした。
とまで言われる程の方法がフェラって
本当にもはやこれしかないのか…?
と、結局「?」で感想を締めさせて頂くはめになりました。

いやあ、最初から最後までストーリーに踊らされまくって、トーヤ√は読むのが楽しかったなあ。

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OperettaDue (2017-10-31)
おすすめ度の平均: 4
3 CGが前と今との違いすぎ
3 面白いけど……
4 ストーリーは大変良かったです!
5 紅花は初めてのプレイでしたが…
4 ゲーム自体は☆5つ

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