紅花5発目、ノールの部下・エスタまいります。
エスタルートって可能なのか…?
あの人相手に???
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
可能であった。
というかノール様はエスタにまあまあ甘かった。
ノールBADから救出するルートと結婚するルート、
どちらもエスタは超誠実
なんかすごい癒やされたわ…。
エスタのEDは後日談含めると5つ。
「永久の待ち人」→「待ち人の終わり」
ノールだけから救出END。
「消えた答え」(リスト登録無し)
ノールだけから救出未遂END。
「幸せな道連れ」
その数発前を見せろEND。
「鐘の音」
後追い処刑END。
まずは救出ルートの方ですが、「もう愛していないのですね?」とちゃんと確認するところとか、ナァラが自身で選択出来るまで待つところとか、似てるんだよなあ。
発露のされ方は全然違うけど、根底で共通してる部分があるんですよね。
ノールとエスタの重ねた時間や繋がり的なものが垣間見えて、私はちょっと嬉しかったです。
ただ、特に目をかけていた所有物を一気に2人も失って、今頃ノール様は怒り心頭で文鎮振り回してると思うんで、なんとか無事に逃げ切ってくれ…とハラハラしっぱなし。
いまだ呪いが解けてないナァラに対して、エスタはノールとして接するんですが、「……夫の言葉が信じられませんか?」がすごい切なかったなあ…。
しかも快楽を叩き込まれまくったナァラは自分の身体を持て余しちゃうんですよね。よりによって度がめちゃ高い。
ただもう必死に堪えてくれてるところ大変申し訳ないのですが、
「駄目なんです、貴女が愛していると思っているのは、私ではない」
「私では……ないんです」
男の葛藤揺さぶるの大好き!!!!!!
ノールのふりして文鎮入れちゃえばいいのに、って正直何度思ったか分かりません。
でも彼はどこまでも誠実でして、欲情することでさえ罪だと思って自己嫌悪入ってるので、これはこのままじゃ絶対抱かないな…ナァラもそろそろ気づいてあげて……と逸る気持ちに折り合いつけたところで
「お願いです、私の名を呼んでください。今貴女に口づけているのは――」
「ノール、私も貴方を愛してる」
ああああああああ(文鎮を掴んで全力で遠投)
で、この日記がよお。
ノール様からノールへ呼び方が変わるあたりが最高だったんですけど、
『触れあえなくても、言葉を交わせなくても、貴女が幸せならそれでいい』
に、そんなわけあるかあああああと乙女ゲーの神に物申しつつ、
最終的に
「本当は殺したいところだが、今は我慢した方がいいか」
で死にました。
暗部verのエスタがど真ん中なんですけどこれは…。
すんでのところでナァラも正気を取り戻し、お前も私も待ちわびた18禁、となるんですけど。そうか、そうなるのか。
「すみません。なにぶん初めてなもので、貴女が嫌なことをしてしまうのではないかと、心配なんです」
童貞×だいぶ非処女
あら~~~~~いいですね~~~~。
「あ、ここは痛かったでしょうか」「……痛くない」
「?しかし今、ここはだめだと……」「だ、だめだけど、だめじゃないの」
っていうエスタらしさが可愛い上に、
慎重すぎて全然挿れてくれないことに焦れたナァラの
「……ここまでお願いしても、だめ?」
もめちゃめちゃ可愛い。
挿入して
「一つに……なれた」
にも、今までよく自己犠牲貫いたよなあ、お前はほんといい男だよ…としみじみしながら祝杯。初合体した瞬間に感極まってくれる男っていいですよねえ。
ただやはり童貞。
「やっと願いがかなったのだから、長く貴女の中にいたい。そう思っていたのに、これでは……」
「――もう、たえられない」
で激振り。もういい!もう我慢しなくていいんだよ!!!と激振りを心から応援。
「すみません、これ以上は耐えられそうにないので、一度抜いても……」
を阻止するナァラも、さすがだいぶ非処女ですね。
童貞感も非処女感もようやく感もバッチリな、なかなか良い濡れ場でした。
エスタの喘ぎ声がまたエロくてさあ、なんかこう長く直視出来ないエロさがありますね彼は。
一方ベストへ至る結婚ルートですが、身代わりイベントにエスタが現れて
「わかりました。彼女は私が娶ります」
えっ!??????
って小隊長と全く同じ反応しちゃったわwww
あのトップ陣相手に掻っ攫えるエスタのメンタルすげえな!!!
消去法というすごく消極的な理由で結婚成立、直後にそりゃそうだまずはこの人出てくるよな、のノール様。
「ああ、そうだ。エスタ、初夜の儀式は必ず済ませておくように」
と言われたものの、さすがにノールを誤魔化せるのトーヤくらいじゃねえのか?大丈夫か?文鎮貸そうか???と先ほど放り投げたやつを取りに行こうとしたところで、
「初夜の儀式を行うつもりはありません」
ここで動物の血ってのがまた合理的であるべく教育されたエスタらしいですよね。あっちの王様は普通に指噛んだからね。
ただもう今となっては超分かる。
抱かないのも部屋の鍵を渡すのも誓約書を結ばないのもノールに逆らうのも、全部彼に自然と備わっていた優しさなんですよねえ…。
そんな彼が段々人間的な感情を自覚して、
「っ、こんなつまらない、空っぽの男に、縛り付けられる」
で絞り出すような声をあげるに至ったあたりはちょっと愛おしすぎてたまりませんでした。
「友人である貴女への好意が大きすぎて、自分でもどう処理すればいいのか分からない」
「……などと言うのは、迷惑ですよね」
もう「暴走来てくれ」しか考えられない
ここでエスタの暴走を願うのではなく解放を願うのが、私とナァラの確固たる差でして…うん、そうですね……。
殴り込んだ先で待ち受けるのはあの上司、しかも
ノールがめっちゃ早口
めっちゃ早口のノールめっちゃ怖い
ただ
「好きよ、エスタ。……友達として」
「知っています。……私も貴女が、好きですから」
みたいなカップル、これは応援せざるをえないよなああああ。
心を無にした応援の甲斐あって、ノールにも
「……よくやりましたね」
と無事褒められまして。ノールに褒められるとすごい嬉しいってもうちょっと我ながら見事にはまってるんですけど、
「独り身だから、羨ましいんでしょ?」
と言われてしばし黙った上での
「ええ」
おいやめろ…そんなところにまた罠を張るな……
と抗うことでいっぱいいっぱいになってしまいました。この人エスタルートでも容赦ねぇな。気を張ってないとすぐ落ちそうになるから怖いよもう。
そんな師弟が二人揃っての「だめです」「却下します」が最強すぎて最高に悶えたスペシャルなイベントを経て、ようやくこっちもそれらしい雰囲気に。
ルスとの同盟を前にして、一発やってないことが問題になっちゃうんですよね。
こっからの展開が私大好きでして、
「む、むむむ貪っちゃうの?」「ええ、貪ります。」とか、「ええ、可決したら……」「我が姫、どうか……私を受け入れてください」とか、
じわじわ突入メーターが上がっていく感じ。
こういうお互いに認識してるエロ待ちの時間、みたいなのすっごい好きです。
ただ、諸々すっ飛ばして結婚式がやってきてしまい、
「!い、今さら奪われないわよ。私はもう、身も心も貴方の妻なんだから」
なんかすげえ嫌な予感がするぞ…
「そろそろ頃合いかと思ったのですが、……どうでしょう」で前述のメーター上げきってくれたり、「こういう時の『だめ』は『よい』のだと、聞きました」であっちルートの台詞回収してくれたりと、濡れ場自体はとてもいい感じだったんですが、
おいお前らそれ何発目だよ
なんでもう童貞と処女捨てちゃってるのおおおおおおお
彼らは童貞処女で結ばれてこそ今までの全てを回収した上で最大出力出せるカップルだと思うのに、なんで可決した日の初夜を見せてくれないのおおおおおおおおと乙女ゲーの神に憤慨。
いやーこれはすごく残念、ただしエスタはこのへんが可愛くて私もほっぺたフニフニしたい。
「いえ、とても……したいです」
「貴女の熱という甘やかな毒だけが、私の息を止められる」
「……わかっているでしょう。言わせないでください」
「ほら、わかっていない。日に何度、貴女の目が見えなくてよかったと思うか、知らないでしょう」
「わかっていないのに、そんなことを言って、私の箍を壊そうとする」
「……予想以上に狭いですね。こんなに狭くては、私と繋がれないのでは……」
「正直不便ですが、その不便が楽しくなったので」
「分かっています。それでも……嬉しかった」
「……怒っている顔ですね」
「……この部屋にいる時は、いつもですよ」
「好きです。貴女のことが、どうしようもなく好きだ」
「私も横になっていいですか」
「貴女を思うと……恋しさで、息ができなくなるから」
「……ついに、頬に触れてしまいました」
「徐々にだったら、最終的な段階にまでいってもいいんですか?」
「私は貴女を道連れに、死した後も地上で苦しむ。……その覚悟は、できていますか」
「今夜は全力で、貴女を求めていいですか。……というお願いです」
「月になんて、いかせない!」
「――共に生き、共に死に、そして……共に地上で苦しみ続けましょう。私達の魂は深く絡まり、浄化されることはない」
ただ、後日談で別方向からかなり挽回頂きまして。
嫉妬とノール様よりご提供頂いた媚薬にて煽られたナァラ。
エスタを寝台に突き飛ばしてフェラ。しかも目隠しして騎乗位っていう。
ナァラやるじゃん…!!!
「何を言っ……、っ!?」
「お、落ちついてください。一体どうし――」
「あの、これは……」
みたいな焦るエスタと
「いいから、黙って。動こうとしたら、絶交だからね」
「絶交……」
で固まってしまうエスタにクソ萌えでした。
「一回終わったので、さっきのは無効ですか?」
から攻守交代も美味しすぎる展開。事後の絶倫宣言まで完璧。は~~~これすごい好き。
後日談1の方は、ほんとにノールさあwwwとしか言えないお話でして。
ノールはこの2人のこと本当に好きなんですね。
自分のものだと思えているうちは機嫌が良いノールがめちゃめちゃ可愛かったです。
これを見ちゃうと、2人に逃げられちゃう救出ルートのどうにもならなかった感じがより切なくなっちゃったなあ。
初めまして。
私saraさんの独特で天才的な表現が大好きでして、いつも密かに楽しませてもらっています。(文鎮を掴んで全力で遠投、というパワーワードはどこから湧いてくるんですか!!)
また私は紅花をプレイできる環境になく、ゲーム内容はいろんな感想ブログから理解してますので、キャラ台詞が多めに書かれている本ブログは大変ありがたいです(笑)
そこで私の推しであるエスタルートについて質問させて下さい。
後日談「待ち人の終わり」はリパケ追加要素ですが、エスタとナァラの感動のラブシーンから後は描かれていましたか?(事後の会話ではなく)
この話は数年前に発売された紅花ss集の付属ドラマcdをベースに作られたようですが、あのcdは2人の情事で終わっていました。
私この話が本当に好きでして、あの続きはどうなったんだろうかと数年間ずっとモヤモヤしていたんですよ!!
覚えている限りで構いません、どうか本作をプレイできない女に情けをかけてやってください!(笑)
長文失礼しましたm(_ _)m
>越谷さん
コメントありがとうございます!
CDは聴いてないんですけど、「待ち人の終わり」はルスに戻って和平を目指そうって事後の2人が確認しあったところで終わりでした。
参考になればいいのですが。良ければまたぜひお越しください。
ありがとうございます!
やはり結末はcdと変わらないのですね、少し残念です(笑)
2人が作った雪だるまやエスタのお花畑も是非見たいですね。