紅花FDもこれでラストです寂しい…、最後はウルまいりますー!
OK?OKなのかな??
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
ウルは相変わらずただの天使でして、悪い夢を見て起きてしまったナァラに対して
「それは……、すみませんでした。貴女が起きた時に、そばにいられなかったことが悔やまれます」
そこ?そこさえ謝る!?ってくらい心からただの天使です。
そんな2人への試練といいますか、他国からの使者との会食に参加、この使者ってのがまたなかなかに直球投げるお方でして、
「しかし随分と年上でいらっしゃる。同じくらいの年の者がいたほうが、家内が上手く回りますよ」
と姐さん女房なのをグサグサ指摘、見えない傷口をえぐりまくるわけです。
もちろんウルは庇ってくれるんですけど、ナァラ以上に喰らってしまったようで
「どうして、わたくしの背は貴女より低いのですか」
「なぜ、わたくしの腕はこんなに細いのですか」
と年の差に苦悩する天使が見ててすごく切ない。
でもそこはさすがナァラ、
「貴方は私のために使える時間が、年上の男性よりも長い」
の一言で救ってあげれるんですよねえ。ほんといい女だよなあこの子は。
「はあ……この見せつけられる感じ、たまりませんわ」が完全に私な3姉妹のおかげで交渉も無事成立し、ウルからの大人びたキスにグッと拳を握ったところで
エンディングムービィィィィーーーーー
OK…出なかったか……そうか……本編で勃起してたのにダメだったか……と、天使が天使なままの結末を受け入れようと頭を上げたら
(――数年後。)
OperettaDueさんほんと好き
ムービーのその先、ウルたんのEDは2つ。
「何度でも」
ナァラ良かったねえEND。
「待ちぼうけ」
ここから10年以上処女END。
「わたくしに、長年の夢を叶えさせて……」
から始まる天使との濡れ場ですが、笑いながら服脱がせあうのとか、いよいよ~~~って感じがしてすごく微笑ましいです。
ただ順調に事が進むにつれ、これは見ていていいのだろうか度がぐんぐん上昇。
「はぁ、可愛すぎるおねだりで、理性が擦り切れそう……」
いやこれはダメ、めちゃめちゃ照れる
見た目は十分に大人なんだけど、若干低くなったとはいえ声はあの頃のままなんで、擦り切れるどころか旅に出ていたはずの私の理性が本日無事に帰宅しそう。
ナァラはナァラで
「私、ずっと待ってたの。もう待てない」
と照れるどころか燃え盛ってるし、って私うっかり失念してたけどこのルートは処女のままお預けくらってるんだったね!そりゃしょうがない!もう完全におねショタを拝見する気まんまんだったので、
「むしろ?」
「気持ちよすぎて?」
っていう割と余裕のあるウルに余計ダメージもらっちゃったけどしょうがない!
ただいくら大人になったとはいえ童貞で年下。
「っ、あぁ……ごめん、なさい。気持ちよすぎて、もう……耐えられないっ」
「はっ、はぁ、はぁ……っ、んっ!あぁ……、好き……愛しています。これで貴女の体も、わたくしのもの……」
かーーーわーーーーーEーーーーーーーー
いやもう快感に溺れてデカめに喘ぐウルたんが可愛すぎてやばい。
最寄り駅まで帰ってきてた理性にはもう一度旅に出て頂きました、まだしばらく戻ってこなくていいから元気でね。
最終的にやっぱり天使、ウルたんの台詞はこのへん天使。
「あの方の弟子でいるためには、普通ではいられないのですよ」
「唇がいいです」
「『政務補佐の弟子』には、正直、荷が重い……」
「眠るまで、手を繋いでいてくれませんか」
「わたくしがもっと、大人だったら良かったのです。年齢も、精神も」
「わたくしの気持ち、伝わりましたか?」
「はは、愛嬌で許されるのは『美少女』でいられる今の内だけですからね。ずる賢さも身につけていかないと」
「意外ですか?わたくしは常に、独占したいと訴えていたつもりですよ」
「っ、はぁ……もう少し、このままでいましょうね」
「はぁ、余裕なんて、ありませんよ。本当はね……はぁ、入れてすぐに、達しそうになったんです」
「なんで今も……、ん、貴女の中には、先走りがこぼれていると思いますよ」
「わたくしの子を、産んでくださいますか」
意外にも余裕があった理由、
「実はノール様やオルテ大臣に、事前に指南していただいていたのです」
「はい。お二人とも、とても丁寧に、図解つきで教えてくださいました」
なんですけど、
おいノールはともかくセフ父………
相変わらずウルは一癖ある大人達に愛でられてるようですが、にも関わらず屈託なく真っ直ぐ育ってくれたなあと感慨深い(――数年後。)でした。