紅花FD4発目、お次は今回も私の全期待を背負う文鎮補佐官ノール様!
100%ノールなノールでお願いします
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
案の定スタート時点で既にヤッてるんですが、
「はあっ、はあっ……っ、あぁ、いく!はぁ、貴女も、いきなさい」
ノール様がすごい喘いでる…!
初っ端からこんなご褒美を頂けるなんて有り難い有り難い…(文鎮教信者は全員合掌)
危険日に中出ししてくれないという不安を残しつつも、ノールの思いやりへ謝りそうになったナァラに
「貴女の口は、今から謝罪の代わりに愛の言葉を囁く」
「新しい呪いをかけました」
なんて、2人は相変わらずな感じでデレあってまして。これノールらしくて上手いですよね、このへんの台詞すごい素敵だったなあ。
その上まさかノールと手を繋いでデートする日が来るとは…。本編ベストと同じくらい微笑ましい前半です。
子どもを作りたくない理由として、
「以前も言いましたが、これ以上足枷となる存在は作りたくないんです」
「守るべき存在が増えれば、その分だけ動きにくくなる」
と言われてしまい、彼を良く理解しているナァラも一度は納得するんですが、内心を知って葛藤。
そんな時に答えをくれるのが、人一倍気が回る沼の底様。
「アイツの異常な点は、独占欲だけか?」
「ごめんなさい、たくさんありすぎて逆にわからない」
に笑ってたら、何かを察したスレンが突然
「理由は聞かず、今から俺が何を言っても嫌だと言え。そんで耳に口づけたら、思いっきり俺の頬を叩け」
えっ無理(秒で理解)
なんだかんだで毎回見事に煽られてくれるノール様ですが、
「夫以外の男に迫られ、濡れているであろう恥ずかしい場所を、開いてみせてください」
「よく見せませんね。もっと奥まで見えるように、手で開いてください」
出た100%のノール!!!
安心した!てかお前らまだこんなことやってんのか!!!
「そんなに子種がほしいのなら、私が……!」
と、ようやく中出ししてくれるんですけど、これ事後の
「あぁ、こんなに最高で……最悪の気分を味わったのは、生まれて初めてだ。今すぐ全てを壊したいくらいですよ」
が最高に萌えました。
この台詞はぜひ経典に書き残しておきたいですね。
ノールすぎる心情の吐露、有り難い有り難い…(文鎮教信者は全員合掌)
経典がどんどん厚くなる、ノールのEDは2つ。
自分が助かるためには友人だった相手を傷つけることが出来るか、で分岐です。ほんとノールらしいよなあ。
「変えられた定め」
愛らしい姫君END。
「嘆かない籠の鳥」
愛しい女王END。
ここからのノール様も全部最高でして……。
「もし子ができたら、スレンだって、トーヤだって、協力してくれるわ。どうして一人で戦おうとするの」
「誰も信じていないから。そう、先ほども言いましたよね」
を受けて、じゃあなぜ信じてない私を愛せるの?というナァラの問いに対する返答は、
「貴女になら、殺されてもいいと思っているから」
「一度愛すると決めたから、何を奪われても悔いはない」
信じないことを前提にした愛!!!
ああ………(文鎮教信者は全員泣きながら合掌)
ここでナァラも改めて
(こんなに冷酷で、歪で、情熱的な男は……世界中探しても、きっと貴方くらいよ、ノール)
ってノールに圧倒されちゃうんですよ。
私に何とか出来る相手じゃない、でも全部承知で愛してる、ってもう一度過去をなぞった上で、
「さて、今日はどのように縛られたいですか。貴女に選ばせてあげましょう」
に
「貴方が安心できる縛り方にして」
と言えるナァラの素晴らしさよ。
わりとガッツリな縛りプレイですが、ナァラも変態の仲間入りが出来て嬉しいって思っちゃってるんでエロいばかりです。美しい亀甲縛りでしたわ。
どちらかというと「いいぞイケよ!ほらイケよ!」なタイプが好きだった私ですが、ノールの「駄目です、我慢しなさい」もすごく良いよなあ…。でも「ダメだ、我慢しろ」も良いんだよなあ…。
イキそうな時に言われたい台詞ベスト3は結局決まらないまま、ノール様の台詞はこのへん経典に載せたい。
「……実はこれ、目が見えなくなる果実なのですよ」
「おや、魔法が使えるとバレていましたか」
「褒めても宝石くらいしか出ませんよ」
「すいません、財産が腐るほどあるもので」
「帰ってきてから、また自慰をしてくれるのなら……飲んできてもいいですよ」
「おや、残念。もししてくれたら、興奮のあまり中に出してしまうかもしれないのに」
「もう一度言ってごらんなさい。誰に見つめられると、ここを濡らしてしまうのか」
「本当に堪え性のない、いけない妻ですね。罰として、私に貫かれなさい」
「麻痺などしていません。私はずっと、私のままだ。唯一昔と違うところをあげるとしたら、妻を愛してしまったことでしょうか」
「だから言ったでしょう?御せないと……」
「私のような男に執着されること自体が罰だということです。貴女は常に、お仕置きをされていたのですよ」
「……それでは締めあげて殺してしまうかもしれませんよ。私の手で貴女を殺せば、誰かに奪われることもない」
「罰として中に出します。私の子を孕みなさい」
「ええ、本当に。どんなに嫌われることをしても私を愛してくれるので、根負けしました」
「あの時、貴女を助けようと思えばできたのだと言えば……貴女はどうしますか」
「愛していますよ。……私の愛しい女王」
「嘆かない籠の鳥」の方も、ナァラの
「それにね、貴方が籠の鳥となった私に縛られているのを見るのは、けっこう気分がいいの」
がすごく良かったです。ある意味ノール相手の愛の形としては完璧ですよね。
やっぱりこの人は全くブレないんで、スレンの思惑がガッツリ効いてしまうのはもちろん、エスタにも
「意外と繊細な方なので、こうして度々試さなければ安心できないのでしょう」
って言われちゃう程、相変わらず身内にはバレバレなんですけど、襲撃から救って横抱きにした時の
(ノールの胸に頬を預けた私は、意外なほど早い心音を聞いていた。)
で、本編よりもう少し深いところを覗けた気がします。
プレイする前は子煩悩パパなノールが文鎮片手に出てきちゃったらどうしよう…と思ってたんですけど、ノールは今回も終始ノールなままで、素晴らしい後日談でした。