紅花FD、総評です。終わるのがほんと寂しいーーー。

↓お得な普及版が出ましたー！

以下ネタバレ含みます。ご注意ください。

紅花FDというより文鎮FDだったわ
どのルートでも大抵のことはやっぱりノールのせいっていう。この人仕事しすぎじゃないでしょうか。

ただ、「無印発売から6年の時を経てついに挿入」という壮大な文鎮物語の完成を見るのかと思ったら、結局ご愛用の文鎮は使わないままでしたねえ。
もし特典やSSで挿れてたよ！っていう文鎮情報があればどうにかするので是非教えて頂きたいです。

EDは2つですが分岐はかなり最後の方ですし、ストーリー自体はやや短め。ただなんせ8人いるからね。
18禁シーンは各キャラ2回（ウルだけ1回ですが価値としては2回分固い）ありますし、ただイチャラブなだけじゃない、もう一度山谷乗り越えて愛を確かめ合う紅花らしい後日談で、私はすごく満足出来ました。

特に今回はトーヤが良かったなあ、いやそんな簡単に無かったことにはならないよ？っていうのがすごくトーヤらしい。彼だけBADエンディングがありますし。
ナァラもより肝が座ったようでして、本編以上に強くて賢くて良い女でした。

この作品に関してはもう
紅花ワールドの屈強さ
っていうのが1番の魅力だなあというのをFDまでやって改めて実感。
今回私は続けてプレイしたんですが、前述したとおり6年の間があるにも関わらず、キャラの台詞や振る舞いに違和感が全くないんですよね。良い意味で新鮮さやギャップが感じられないんですよ。
書き癖だって変わるだろうに、どんだけ緻密に練ってあるんだろう…ってシナリオさんの力量に感服しました。
トーヤはずっとトーヤだし、ノールはいつでもノールです。

こんな作品なかなか無いよなあ。
ナスラに暮らすみんなに出会えて良かったなーって感謝しかないし、ますますナスラ王宮の柱になりたい。